読者の知りたいこと

今期も新モデルを発売し、ファンの注目を集めているレッドウィング。
世界共通化戦略やサイバーテロを経て、2020年頃から展開する商品が変わってきたとも言われています。
本記事ではそういった事情を踏まえ、レッドウィングが今後展開するであろう新商品を予想してみました。
近年レッドウィングが新発売してきたモデルの特徴
近年(概ね2020年以降)を振り返ってみると、レッドウィングが新発売してきたモデルの特徴が分かりましたので、これらについて解説をさせていただきます。
では、1つ1つ確認していきましょう。
世界共通の革と型紙を使ったモデル
特徴の1つ目は、世界共通のレザー×定番モデルの組み合わせです。
具体例としては、2020年に登場した8849(ブラックプレーリー×アイリッシュセッターDワイズ)や、2024年に登場した8074(ブラックハーネス×アイリッシュセッターDワイズ)があげられます。
2020年のパンデミック以降、レッドウィングでは工場の生産体制を効率化し、レザーとモデルの世界共通化を進めてきたと見ています。
日本市場で人気のあったブラッククロンダイクやゴールドラセットセコイアといったレザーや、足幅が広い人にもフィットするEワイズモデルが減少してきたのもこの時期でした。
履きやすさに定評のあったEワイズでアイリッシュセッターは、今やDワイズモデルばかり。
世界共通化が進んだ結果であると考えています。
黒・茶・赤以外の色の革を使用したモデル
特徴の2つ目は、変わったカラーのレザーの展開です。
モデルの世界共通化や後述するサイバーテロの影響もあり、ラインナップが不足しがちなところに新たな風を吹き込んだのが、斬新なカラーの新レザー。
具体例としては、コンクリート・ラフ&タフ(茶灰色)、チャコール・ラフ&タフ(灰色)、スレート・ミュールスキナー・ラフアウト(灰色)、アルパイン・ポーテージ(緑)、ダスティーブルー・アビリーン・ラフアウト(水色)などがあげられます。
これらのレザーは今までレッドウィングにありがちであった黒、茶、赤のレザーとは異なる魅力を伝えることができたため、日本市場でも人気を博しています。
レッドウィングらしからぬカラーリングは近年のレッドウィングの新商品開発における成功例と言えるでしょう。
海外でのみ発売されていた品番が日本に上陸
レッドウィングでは特定のモデルが海外で先行発売され、後に日本に上陸してくる例があります。
チャコール・ラフ&タフレザーを使ったアイリッシュセッター”8890”が代表例です。
元々同レザーを使用したアイアンレンジャー8086と同時期(2022年)に生産されていたモデルですが、長らく海外のみの販売で、日本への上陸はありませんでした。
日本でも人気のあったレザーなだけに上陸が待ち望まれていましたが、生産から3年経った2025に、突如オンライン限定で日本に上陸。
喜ばれたファンの方も多かったのではないでしょうか?
これだけではありません。
今までに例のなかったこととして、2024年には本国アメリカのワークラインにラインナップされているペコスブーツ”1155”が日本に上陸。
これらは世界共通モデルと日本新発売モデルという、2つの側面を同時に満たすモデルたち。
日本未上陸のモデルもまだまだ存在していますので、近いうちに日本でも買えるようになるかもしれません。
サイバーテロで廃盤となっていたモデルが復活
2020年頃に発生したサイバーテロにより、数多くの型紙データを消失したレッドウィング。
その影響でエンジニアブーツ、ベックマン、ロガーブーツ、ミルワン、6インチラウンドトゥなど、多くの人気モデルたちが生産できない状況に。
パンデミックによる工場の稼働制限も同時に受けてしまい、復活が絶望的だと思われていた中、2024年にはベックマンが仕様変更により復活しました。
-
-
【復活】新作ベックマンはどう変わった?旧作モデルと比較して分かった6つの変更点
続きを見る
そして翌年2025年にはアイリッシュセッター6インチラウンドトゥが復活。
この流れが続けば、2020年以前のような豊富なラインナップになることでしょう。
レッドウィングの再起には欠かせない取り組みであると言えます。
定番モデル×廃盤ソールを組み合わせたモデル
レッドウィングが2022年から進めている画期的な取り組みが、アップサイクル・プロジェクトです。
店頭サンプルとして役目を終えていたブーツや、倉庫に眠ったまま販売されなかったブーツを販売しようという本企画。
10年以上の前のレア物や日本未上陸のレア物が買えるイベントであると同時に、”使えるものはちゃんと使っていく”というサステナブルを意識した取り組みでもあります。
その中でも特異的だったのがアイアンレンジャー(定番モデル)とグリーン・ケミガムコルク・ソール(廃盤ソール)を組み合わせた4331。
ブーツの一部にアップサイクル品を使うことで、今までありそうでなかったカスタムブーツに昇華。
廃盤となっていったソールは数多くの存在するため、今後また新たなカスタムモデルが登場する可能性もゼロではありません。
注意点としてはリソールの際に廃盤ソールは使ってもらえないことがあげられます。
レッドウィングが現行品のソールによる修理の受付しか行っていないからです。
リソールまでの間のみですが、貴重なカスタムを楽しめるのは我々ファンにとっては大きな魅力ですね。
他ブランドとのコラボレーションモデル
2024年に初コラボを果たし、大きな話題を呼んだレッドウィング×エンジニアドガーメンツのタッグ。
パネルごとに異なるレザーを配置し、エンジニアドガーメンツらしいアレンジを加えた本作は、両ブランドのファンたちから高い評価を受けています。
そしてもう1つ衝撃的な企画が発表されます。
ハイブランド”FENDI(フェンディ)”が2025年SSウィメンズのコレクションにて、レッドウィング×フェンディのアイリッシュセッター6インチモックトゥモデルを発売。
FF Interlace workmanship features on the Fendi and Red Wing interpretation of the Classic Moc boot.
Hand-threaded by Fendi Factory artisans in Tuscany, the upper of the boot is then sent to the United States to be completed according to Red Wing's traditions.#FendiSS25 pic.twitter.com/NRwB44K2Jt
— Fendi (@Fendi) February 22, 2025
こちらに使われたレザーはなんとフェンディのクオイオ・ローマ。
レッドウィングがコラボレーションモデルで、コラボ先のレザーを使う例は非常に珍しいので、前例を覆した画期的なコラボであったことが分かります。
側面にレザーでFの文字を編み込む芸当もお見事。
レッドウィングらしさを残しつつも、ラグジュアリーさを全開に押し出した外観となっています。
モデルの世界共通化が進む中で、非常に強い個性を打ち出せる可能性を秘めたコラボレーションという選択肢は、今後のレッドウィングにとって欠かせないものになっていくと考えています。
レッドウィングが今後展開する新商品を予想
先ほどまでに、近年レッドウィングが発売した新商品の事例を紹介してきました。
それを踏まえ、ここからは今後レッドウィングが展開するであろう新作モデルの予想をしていきます。
ブラックプレーリーのアイアンレンジャー
「世界共通の革と型紙を使ったモデル」として僕が予想しているのが、ブラック・プレーリーのアイアンレンジャーです。
アイアンレンジャーは今まで、様々な種類のレザーを使ったモデルが発売されてきましたが、茶芯レザーを使ったモデルは未登場です。
そして世界共通の定番レザーの中で、唯一茶芯仕様なのが。
ブラック・プレーリーはこれまでに、ブラックスミス3345への採用を皮切りに、アイリッシュセッター8849、クラシックモックオックスフォード8090、ジッパーユニットに採用され、ブラック・クロンダイクの後任茶芯レザーとして確固たる立ち位置を確立してきました。
アイアンレンジャー×ブラックプレーリーが実現すれば、レッドウィングに新たな風をもたらす人気モデルとなってくれるでしょう。
ただし、実現しないのではないかという予測も成り立ちます。
アイアンレンジャーは今まで、”レギュラー4モデル体制”を貫いてきました。
ブラック・ハーネス”8084”、アンバー・ハーネス”8111”、ホーソーン・ミュールスキナー・ラフアウト”8083”、カッパー・ラフ&タフ”8085”の4モデルです。
これら以外のレザーを使ったアイアンレンジャーは、一定期間しか生産されない傾向が強いです。
近年にはチャコール・ラフ&タフ”8086”、スレート・ミュールスキナー・ラフアウト”8087”、アルパイン・ポーテージ”8078”が登場しましたが、8086と8087は廃盤に。8078も今後廃盤となる可能性が示唆されているモデルです。
こういった特殊カラーのレザーは一度工場で生産された後、追加生産を行わない”作り切り”であることが多いことが理由です。
このように、アイアンレンジャーはバリエーションの拡大には積極的であるものの、レギュラー4モデル体制を崩す気配はありません。
もし仮にブラック・プレーリーが発売されてしまえば、先ほどあげたレザーのものとは異なり、定番レザーからの抜擢となるため、廃盤にならずにラインナップに残り続ける可能性があります。
”レギュラー5モデル体制”に移行してくれるのであれば、我々ファンとしても非常に喜ばしいのですが、長年貫いてきた体制を変更してくれるかどうかは、全く予想がつかないところです。
ブラックプレーリーのベックマンフラットボックス
続いて僕が予想しているのは、ブラック・プレーリーのベックマンフラットボックスです。
”ベックマンフラットボックス”はレッドウィング・ジャパンで人気No.を誇るブーツですが、実は幾度も廃盤の可能性を示唆されてきたモデルでもあります。
-
-
【2025年版】廃盤になりそうなレッドウィングのブーツランキング10選!今のうちに買うことをおすすめするモデルを分析・取材調査!
続きを見る
その理由は、元々日本市場向けに作られたモデルであるからです。
ベックマン・フラットボックスの型紙とブラック・クロンダイクレザーは、ともに世界共通規格ではありません。
ラインナップの世界共通化が進む中で廃盤化を免れてきたのは、圧倒的な人気があったからこそでしょう。
しかし、ブラック・クロンダイクレザーの生産はそろそろ打ち切り時なのではないかと考えています。
ブラック・クロンダイクレザーは日本市場で神格化され続けてきた茶芯時代のブラックレザーを再現したレザーであり、全盛期にはエンジニアブーツ2種(スチールトゥ、ノンスチールトゥ)、アイリッシュセッター3種(モック、ラウンド、ビブラムソールカスタム)、モックオックスフォード、ロガーブーツ、ベックマンフラットボックス、ハンツマン、ビリーブーツという数多くのモデルに採用されていました。
しかし、世界共通化の波を受けて、ベックマンフラットボックス以外のモデルが全て生産終了。
最後にブラック・クロンダイクレザーを使った新商品が発売されたのは、2022年のジッパーユニット第2弾でした。
その後の追加生産分ではブラック・プレーリーに切り替わり、今や完全にベックマンフラットボックスのためだけに生産されている状態に。
この流れを受けてベックマンフラットボックスが廃盤になってしまえば、レッドウィング・ジャパン最強のエースが不在になってしまいます。
そして、これを解決するのがブラック・プレーリーのベックマンフラットボックスというわけです。
ベックマンフラットボックスの大人っぽい雰囲気にも良く合いますし、何より茶芯という大きな人気要素を崩すこなく生産を継続することができます。
ベックマンフラットボックスが廃盤になることを望んでいないファンは非常に多いため、僕としては後継モデルとしてレザーを変更してでも、生産を続けて欲しいなと思っています。
リメイク版インディゴポーテージのアイリッシュセッター
「変わった色の革を使用したモデル」として僕が予想しているのが、ネイビーカラーのオイルドレザーを使ったアイリッシュセッターです。
かつて存在したインディゴ・ポーテージ"8853"のリメイクに当たる商品です。
その背景は、2023年に発表されたアルパイン・ポーテージの存在です。
グリーンカラーが特徴的なオイルドレザーですが、実はグリーンカラーのオイルドレザーは過去にも存在しています。
カンガタン・ポーテージという、アルパイン・ポーテーシによく似たレザーを使ったモデルが、1999年と2014年に発売されています。
ここから約9年の時を経て、グリーンレザーが復活したわけですが、これと同様のことがネイビーレザーにも起こり得ると考えています。
インディゴ・ポーテージノアイリッシュセッターが製造されたのは2015年あたりです。
2015年がその10年後に当たりますので、そろそろネイビーレザーを復刻しても良いのではないかと考えています。
リメイク版インディゴポーテージのアイアンレンジャー
先ほどのネイビーレザー復刻の続きとなるお話になります。
近年のレッドウィングを見てみると、特殊カラーのレザーを使ったアイリッシュセッターが登場した翌年に、アイアンレンジャーでも同様のレザーが採用されるケースがあります。
スレート・ミュールスキナー・ラフアウトとアルパイン・ポーテージがそうでしょう。
- #8863
- #8087
- #8828
- #8078
よって、一度アイリッシュセッターでネイビーレザーの手応えを確認し、後からアイアンレンジャー版も生産するのではないかと予想しています。
チャコールラフ&タフのブラックスミス(品番3341)
「海外でのみ発売されていたモデルの日本上陸」を期待しているモデルがあります。
それがチャコール・ラフ&タフのブラックスミス”3341”です。
2025年にチャコール・ラフ&タフレザーを使ったアイリッシュセッター”8890”が日本上陸を果たしたように、同レザーを使ったブラックスミス”3341”も日本で発売される可能性があると考えています。
僕は8890が日本で発売されることはないだろうと考えていたので、当然3341や8190(後述)もないだろうと考えていましたが、いざ発売されると可能性を感じてしまうのがファンというもの。
8890は日本でも好評だったので、他モデルも上陸しないともったいない気がしますね。
-
-
アイアンレンジャー8086チャコールラフ&タフってどんなブーツ?(エイジングの魅力と廃盤決定)
続きを見る
チャコールラフ&タフのアイリッシュセッターラウンドトゥ(品番8190)
先ほどの3341と同様の理由で、アイリッシュセッターラウンドトゥ”8190”も上陸を果たす可能性が見えてきました。
しかし、アイリッシュセッターラウンドトゥは日本では一度廃盤になっている(2025年に仕様変更して復活)ため、旧バージョンである8190が新商品として発売されるかは微妙なところ。
-
-
【2024年版】廃盤になりそうなレッドウィングのブーツランキング8選!今のうちに買うことをおすすめする品番を直接取材!
続きを見る
考えられる可能性としては、アップサイクルモデルとして何足か発売されることですかね。
いずれにしても日本上陸を心待ちにしている方もいらっしゃるので、レッドウィング・ジャパンに期待したいところです。
新エンジニアブーツ
サイバーテロで廃盤となっていたモデルが復活した例が2件ありました。
ベックマンとアイリッシュセッターラウンドトゥですね。
しかし、レッドウィングファンが真に期待しているのは、やはりエンジニアブーツだと思います。
「バイクを買ったから、レッドウィングでブーツを買う。」という流れを作っていたエンジニアブーツ。
僕が最後に店舗で見たのは2023年のことでした。
エンジニアブーツの定番”2268”が暫定廃盤中で、古参ファンたちが寂しい思いをしている中、先述した復活例は大きな希望となっていると思います。
もう一度、「レッドウィングといえばエンジニアブーツ」の時代を取り戻してほしいです。
さらに欲を言えば、ブラック・プレーリーで新エンジニアブーツを作り、9268の後継モデルとして売り出してほしいと思っています。
茶芯エンジニアが欲しくてたまらないという方は非常に多いため、その需要に応える商品の発売を心待ちにしております。
コルクソールのアイアンレンジャー
「定番モデル×廃盤ソールを組み合わせたモデル」として僕が予想しているのが、コルクソールを使ったアイアンレンジャーです。
かつてアイアンレンジャーにはコルクソールが使われていましたが、現在はビブラム430ミニラグソールとなっています。
かつてのアイアンレンジャーの雰囲気を楽しみたい方向けのカスタムモデルとして、コルクソールのアイアンレンジャーはアリなんじゃないかなと思いますね。
ビームス別注モデル
新たなコラボレーションモデルも発売されると読んでいます。
候補として最有力なのは、ビームス別注モデルですね。
レッドウィング×ビームスのタッグは業界では非常に有名です。
2022年に行われたのが最後なので、そろそろ来るんじゃないかなと思っています。
ただし昔みたいに奇抜なモデル(ブラックラフアウト、ネイビーラフアウト、グレーラフアウト、ホワイトレザー)ではないと予想しています。
一昔前のレッドウィングだからこそできた別注仕様であり、今のレッドウィングの方向性とは合っていないと思います。
個人的には「そうくるか!」と感じるほど奇抜なモデルを求めていますが(笑)
-
-
レッドウィング8274ビームス別注ってどんなブーツ?(1stモデルと2ndモデルの比較/ブラックラフアウトの魅力)
続きを見る
他の候補としては、エンジニアドガーメンツコラボモデル第2弾ですかね。
しかし第1弾からそう時間が経っていないので、スパンの問題でまだ先かなぁと思います。
雰囲気的にナイジェルケーボンとはコラボしそうにありませんし、ハイブランド系も当分ないと見ています。
発売が期待できないと考えているモデル
ここからは一転、新発売が期待できないモデルたちについても予想してみたいと思います。
こちらも近年のレッドウィングのデータを元に予測を立てているので、共感していただける方も多いんじゃないかなと思います。
8インチクラシックモックの新色モデル
8インチクラシックモックといえば877ですね。
現行モデルでありながら、アイリッシュセッター6インチモックトゥの先祖に当たる、レッドウィングの歴史を語るには欠かせないヘリテージなモデルです。
この8インチクラシックモックは、従来オロレガシー”877”とオロラセット・ポーテージ”8877”が定番としてラインナップされていました。
しかし、世界共通化の波を受けて日本市場向けのオロラセット”8877”が廃盤に。
以降877が唯一の現行品として残っています。
以前からこの8インチクラシックモックは、新色カラーが出づらいことで有名でした。
レッドウィングが877と8877以外のレザーで発売することに、非常に慎重な姿勢をとっていたのです。
これまでカッパーラフ&タフ”4583”、ブラック・クロンダイク”8829”、ゴールドラセット・セコイア”9877”が発売されてきましたが、いずれも量産はされず、
8829に至ってはビリーブーツというモデル名で海外発売からの一部数量のみの日本上陸にとどまっています。
定番モデルであった8877までもが廃盤になった今、新たに新色が出ることはないと思われます。
縮小モデルと考えて良いでしょう。
新ペコスブーツ
2020年頃に廃盤になったペコスブーツですが、今でも数多くのファンを抱えています。
新ベックマンや新ラウンドトゥが発売され、ペコスの復活にも期待を寄せる声が多いのは確かです。
しかし、2024年に本国アメリカのワークラインペコス”1155”が日本に上陸しました。
今後はこちらを正式な後続モデルとするのではないかと予想しています。
1155が思いの外おしゃれに履ける外観だったため、個人的には満足していますが、復活版を待ち望んでいた人たちにとっては複雑な心境かもしれません。
しかしこれはあくまで僕の予測なので、新ペコスとし新しいモデルを作ってくれたら良いなとは思っています。
新ミルワンブルーチャーオックスフォード
ミルワンはポストマンなどと同じクラシックドレスラインに位置する、レッドウィングでは珍しい革靴モデルでした。
ポストマンよりもフォーマルなシルエットをしており、スーツ仕事で履いているという方もたくさんお会いしてきました。
こちらも廃盤になって年月が経ちますし、人気モデルでもあったので、復活を予想したいところではありますが、個人的には復活しないかなと。
理由はポストマンと競合するからですね。
サイバーテロやパンデミックの影響を受けて、全盛期のようなマーケティングができていないレッドウィングにとって、ポストマンとポジションが似ていて、しかも玄人でないと違いを判別しづらいミルワンを、わざわざ復活するのかといったら微妙なところです。
優先順位の観点から復活は当分ないと予想します。
新ロガーブーツ
僕が最後に店舗で在庫を確認したのが2022年なので、比較的最近まで残っていたモデルですね。
今のレッドウィングのモデルのどれとも被らないコンセプトは魅力的ですが、エンジニアブーツやアイアンレンジャーなどと比べると人気で一歩劣るイメージがあります。
個人的には好きなモデルではありますが、優先順位の観点から復活は当分ないと予想しています。
【まとめ】レッドウィングの今後の展開に目が離せない
本記事をまとめます。
毎年新たな新作モデルがリリースされ、ますます目を離せないレッドウィング。
皆さんは今後どのようなモデルが発売されると予想しますか?
「こんなモデルが出そう!」、「これが発売されたら買う!」など、コメントにどんどん書き込んでいただけたら幸いです。