読者の知りたいこと
レザーアイテムで高い評価を得ているFUNNY。
実はFUNNYでは既製品のみならず、カスタムオーダー品の購入も可能です。
系列ブランドのWESTERN LEATHERや、取り扱いブランドのJINYA SPORTSWEARもカスタムオーダー可能。
本記事では、実際にFUNNYでこれらのブランドのカスタムオーダーをした僕が、カスタムオーダー品を一挙に紹介します。
【豆知識】実はFUNNYではカスタムオーダーが可能!
レザーアイテムで名高い大阪の老舗ウエスタンブランド「FUNNY」。
実はFUNNYでは既製品だけでなく、カスタムオーダー品の購入も可能です。
加えて、系列ブランドのWESTERN LEATHER、取り扱いブランドのJINYA SPORTSWEARでも、同様にカスタムオーダーが可能。
僕はこのことを、FUNNYの大きな魅力であると考えています。
しかし残念ながら、FUNNYのファンにもカスタムオーダーのことを知らない人がたくさんいます。
なので本記事では、既製品では売っていないFUNNYのカスタムオーダーアイテムを一挙に紹介し、その魅力を伝えていきます。
FUNNYのカスタムオーダーベルト
まずはじめに「FUNNY」のカスタムオーダーベルトを3つ紹介します。
パイソンレザーのアーチトップレザーベルト
僕がオーダーしたのは、「1-1/2″Straight All Python Natural」です。
FUNNYのストレートアーチトップレザーベルトを全面パイソンでオーダー。
パイソンレザーのベルトってあまり見ないですよね?
こんな珍しいものでもFUNNYなら作ってくれます。
納期は3〜4ヶ月ほど。価格は¥37,400(税込)です。
エキゾチックレザーの供給量減少に伴い、数年前と比べて納期が伸び、価格が上がっています。
仕上がりは大満足です。
柄のノリが良く、ベルトの細長さもあって、まるで本当の蛇のよう。
オーダー内容にもこだわりました。
ストレートアーチトップレザーベルトの一番の特徴は、なんといってもその形状と腰馴染みの良さでしょう。
革の中心部分に厚みをもたせて両端を漉き、2枚の革を縫い合わせることで造られた脹らみ「アーチトップ」。このおかげで装着時のフィット感が抜群です。
FUNNYのベルトはバックルを交換することを前提に作っていますので、スナップボタンで簡単にバックル交換が可能です。
僕が選んだ交換用バックルは、アメ横のショップ「ALBUQUERQUE(アルバカーキ)」で購入したパイソンレザーバックルです。
パイソンレザー同士の組み合わせにより、オールパイソン仕様のベルトが完成しました。
ただレザーの色には差がありますね。FUNNYはまだ白っぽく、ALBUQUERQUEはベージュ味が強いです。付けていたら経年変化によってそのうち色が追いつくと思います。
パイソンレザーのウエスタンベルト
こちらは中古サイトで購入したデッドストックで、昔、前のオーナーがオーダーして作ってもらったものです。
このデザインのベルトはFUNNYではすでに廃盤となっているため、大変貴重なアイテムになります。
付いているバックルもFUNNY純正ですね。こちらもすでに廃盤なので貴重です。
そんな激レアベルトの特徴は、なんといってもウエスタンディテールでしょう。
牛革に施されたアラベスク柄の刺繍に、両端のクロス型の蛇革オーバーレイ。
その姿はウエスタンブーツブランドの雄「Tony Lama(トニーラマ)」にそっくりです。
僕はパイソンのウエスタンブーツには、必ずこのベルトを合わせています。
モルガンコンチョベルト
FUNNYベルトカスタムの頂点に君臨するのが、このモルガンコンチョベルトです。
1$モーガンコンチョを13枚使った贅沢なベルトです。
ベルトはFUNNYの1-1/2″ Harness Blackを採用し、
コンチョも全てFUNNY製。
バックルもFUNNYのメキシコ工場で手彫りされたD.E.OSCARのものを取り付けています。
モルガンコンチョベルトについては詳細記事を書いていますので、気になる方は下記のページをご覧ください。
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モルガンコンチョベルトをFUNNYでカスタムオーダー!13個の由来/価格/コーデを徹底解説!
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WESTERN LEATHERのカスタムオーダーウォレットホルダー
WESTERN LEATHER(ウエスタンレザー)とは
FUNNY初代工場長である大門秀一氏が立ち上げたオリジナルブランドです。
大門氏はウエスタンの真髄を探求し続ける中で、ガンベルトやシャップスなどの本格的なギアとしてのレザーアイテムに魅了されていきました。
ウエスタンをライフスタイルに取り入れ、ギア=道具としてのレザーアイテムをとことん追求したWESTERN LEATHER。
一見シンプルなアイテムたちですが、ギアとして追求された機能美と、長年培ってきたウエスタンデザインのアクセントを持ち併せており、どんな装飾よりも完成された雰囲気を生み出しています。
FUNNYとの協業企画の中で、FUNNYとは一味違う独自のテイストを発揮しています。例えばウォレットホルダー(ウォレットホルスターとも)。シャイアンホルスターの外観をかたどった特徴的なデザインは、本場のギアを見事にライフスタイルに落とし込んだ証です。
WESTERN LEATHERの商品にはサドルレザーが使われていますが、エキゾチックレザーなどのFUNNYの革を使うことも可能です。
僕がカスタムオーダーしたのは「Wallet Holder 37mm Flap Python Inlay × Black」です。
ウォレットホルダーは全面カスタムに対応しておらず、お好みの革を使う場合はインレイ仕様となります。
そしてこのインレイ仕様がめちゃくちゃカッコイイんです。
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これにパイソンレザーのインレイを施し、フラップを37mmの大きいものに変更。コンチョはビクター37mmを採用しました。ベルトホルダー部はワンウェイスナップにして着脱を容易にしています。
これだけ贅沢にカスタムして価格は¥37,400(税込、コンチョ抜き)。インレイなので全面パイソンに比べて安く済みます。カスタム前の既製品が¥31,350(税込、メッキコンチョ付き)であることを考えるとインレイカスタムは非常にお得です。
仕上がりは大満足です。
やはりパイソン×ブラックのコンビネーションはクールですね。
僕がYouTubeで着ているパイソンレザージャケット×レザーパンツのコーデとも相性抜群です。
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バイカーの方に嬉しいウォレットチェーン連結パーツも完備。
もちろん街使いにもOK。目立つこと間違いなしです。
最後にウォレットホルダーのカスタムオーダーサンプルを2種類お見せします。
JINYA SPORTSWEARのカスタムオーダーテーラードジャケット
JINYA SPORTSWEAR(ジンヤ スポーツウェア)とは
大阪のアメカジブランドです。
クオリティとオリジナリティを尊重した商品を提供しています。
縫製などのすべての工程を1人の担当者が一貫して行っています。もちろん100%日本国内生産。
あえて1アイテムあたり10着分程度の生地しか用意せず、他人とのバッティングを最小に抑えています。
FUNNYで取り扱いがあり、FUNNYでのカスタムオーダーも可能。生地や裏地、ボタン、襟の仕様、採寸などを細かに調整し、自分だけの1着を作ることができます。
僕が選んだのはウエスタンテイストを感じるテーラードジャケット。
腕周りに切り返しがあることや、襟の後ろ側がヨーク状になっていることで、きれい目なテーラードジャケットの中に、どこかウエスタンスポーツウェアを感じさせるアイテムとなっています。
オーダー内容にもこだわりがつまっています。オーダー価格は¥71,830(税込)。
着用するとこんな感じです。
ウエスタンテイストを活かしたアメカジコーデが完成します。
テーラードジャケットなので幅広いアイテムに合わせられるのも良いですね。
まとめ
本記事をまとめます。
自分だけのオリジナルレザーアイテムが欲しい!
そんな方はぜひ、FUNNYのカスタムオーダーを活用して、自分だけの一品を作ってもらいましょう。