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【schott 513UST】オールブラックのワンスターダブルライダースを紹介!荒々しいシボ革で不良っぽくキメる!

schott 513UST ONESTARダブルライダース

読者の知りたいこと

質問者さん
質問者さん

  • 過去に発売されていたオールブラックのschottダブルライダースについて知りたい。
  • 変わり種のschottダブルライダースってないの?
  • ネイキッドカウレザーの経年変化が見たい。
  • schottの定番ワンスターダブルライダース。ライダースと言えばコレといっても過言でない代名詞的なモデルです。
    そんなワンスターにかつてオールブラックモデルが存在したことをご存じでしょうか?
    僕も持っていますがカッコ良すぎるあまり冬は迷ったらコレ。約6年間も着込んでいます。
    本記事では漆黒のschottワンスター「513UST」について徹底解説します。

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    schott 513USTはオールブラックのワンスターダブルライダース

    schott 513UST

    漆黒のカラーを纏ったワンスター「513UST」
    発売から瞬く間に大人気になったことを覚えています。僕も513USTに魅了されたうちの1人です。
    そんな人気モデルには513USTには以下の特徴があります。

    • schott 613USTがベース
    • 革も金具もすべてブラックで統一
    • ネイキッドカウレザーを採用
    • 薄手ライニング
    • 2色展開(ブラック、タン)

    それぞれ解説していきます。

    ベースはschottの定番ダブルライダース613UST

    schottの定番、いやライダースの定番というべき613UST ONESTAR TALL。
    アメリカンライダースの伝統的な意匠はそのままに、日本人の体格や現代のトレンドになじみやすいタイト目シルエットで作られています。
    定番モデルをベースとしているため、無難に選びたい方にも一味変えたい方にもおすすめできます。

    オールブラックでクール&ワイルドな雰囲気

    513UST最大の特徴はなんといってもレザーから金具までをすべて黒で統一していること。
    スナップボタン、ジッパー、バックル、スターリベットを見ても黒、黒、黒!!

    schott 513UST オールブラック

    スターリベット、スナップボタン、ジッパーが黒!

    schott 513UST オールブラック

    バックルも黒!

    金具がシルバーの613USTとは異なる雰囲気を放ちます。613USTが定番感、ゴツい、ロックといったイメージを持つのに対し、513USTはどこかクールで渋く、よりワイルドなイメージです。

    さらに面白いのが黒い金具の経年変化です。
    スナップボタンは経年変化でやや赤みがかった風合いに。ジッパーは黒い塗装が剥がれて地のゴールドが出てきます。新品時よりもさらに渋くなりますね。

    schott 513UST 金具の経年変化

    黒い塗装が剥がれて地のゴールドが見えてきた。

    schott 513UST 金具の経年変化

    スナップボタンは変色して赤みがかってきた。

    ネイキッドカウレザーを採用

    schott ネイキッドカウレザー

    ネイキッドカウレザーはマットなシボ革。そして柔らかい。

    613USTにはステアハイド(去勢された雄の成牛の革)が使われています。着始めのかたさと光沢感がファンから愛されています。多くのライダースジャケットに使われている革です。

    対して513USTにはネイキッドカウレザーが使われています。
    カウハイドは出産経験のある雌の成牛の革であり、厚みこそステアハイドと同じ程度ですが、着始めから驚くほど柔らかいという特徴を持ちます。
    schottのネイキッドカウレザーは光沢感を抑えたマット寄りの革で、独特の強いシボ感があります。この質感がクールさやワイルドさを醸し出しています。

    キルティングを排した薄手のライニング

    schott 513UST

    薄手ライニングでスッキリ&季節幅を長く

    613USTのライニングにはキルティングが施されていますが、513USTのライニングはこれを排した薄手のもの。
    着ぶくれしないためスタイリッシュにキマります。より長い期間着られるのも好ポイントです。

    513USTタンカラー、516USTという亜種が存在する

    513USTにはオールブラックの他にオールタンのカラーが存在します。
    金具をゴールドに統一してワントーンに仕上げています。
    ライダースでは非常に珍しいタンカラー。スウェードのエンジニアブーツや色落ちしたデニムに合わせたくなりますね。

    また、2020年頃に513USTの後続モデルとして発売された516USTにはニューネイキッドカウレザーが使われています。
    516USTはシルバーの金具にシボ革と、613USTと513USTの中間に位置する特徴を有します。
    新旧ネイキッドカウレザーの違いは公式から特に言及はありません。見て触った感じ違いを感じませんでした。
    レザーやライニングの仕様から、513USTの後続を意図して作られたと考えられます。

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    513USTと613USTの比較画像

    先ほど特徴でも述べましたが、513USTと613USTの各部位を写真で比較してみます。

    まずは全体の外観の比較です。
    レザー、金具、ライニングに違いがあり、感じさせるイメージも異なります。

    続いてレザーと金具ですね。
    マットなシボ革が荒々しいワイルドさを、黒い金具が落ち着いたクールさを感じさせます。
    ONE STARのアイコン的パーツであるスターリベットも黒。シルバーの輝きとは異なる渋く鈍い輝きを放ちます。まるでいぶし銀のようです。

    ライニングはスッキリとした薄手タイプ。キルティングは暖かくて良いですが、厚みがあり着ぶくれしたり、時期によっては暑かったりしますので、僕個人としては薄手タイプが好きです。

    約6年着込んだ経年変化(エイジング)

    エイジングサンプルとして僕が約6年着込んだ513USTをお見せします。

    経年変化(エイジング)

    秋から春にかけて頻繁に着ており、購入から約6年が経過しました。人生の中で最も着込んだ服の1つです。おかげで圧巻のエイジングです。
    腕に蛇腹がガッツリ刻まれ、革のスレや金具の塗装剥げも出ています。
    7年目でこの風格ですが、これからまだまだ渋く進化していくことを感じさせてくれます。
    あと数十年は着られる耐久性を誇っていますので、ガシガシ着続けていきます。

    またこのエイジング写真は516USTニューネイキッドカウレザーモデルのエイジングの参考にもなります。
    schottのカウレザーのエイジング画像はネット上にほとんどないため貴重です。

    革の伸び(サイズ感の変化)

    分厚いレザーのschottのライダースも、長年着込むと革が伸びて着やすくなると言われています。
    サイズ36(Sサイズ相当)のライダースですが、新品時から寸法がどれだけ変化したかどうか検証します。

    新品時 約6年後
    肩幅(cm) 39cm 39cm
    身幅(cm) 46cm 46cm
    着丈(cm) 61cm 61cm
    袖丈(cm) 65cm 65cm

    意外なことにこれだけ着込んでも寸法が全く変わっていません。
    しかし革の伸びを感じるのは、革が柔らかくなり、身体にフィットしやすくなったということなのでしょう。

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    513USTのコーデ例

    僕は真冬でも513USTを着ます。なので下にTシャツ、下にニット、上にアウター、襟ボア装着の4つのコーデをお見せします。

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    Tシャツ1枚の上に着る

    schott 513USの下にTシャツを着る

    下にTシャツを着るコーデ

    まずは下にTシャツ1枚を着た王道のライダースコーデです。
    613USTなら白いTシャツが似合いますが、オールブラックの513USTにはやはりTシャツも黒が似合います。
    購入当時は172cm、62kgでサイズ36を選択しました。タイトですが前が閉まるサイズ感です。
    今は70kgくらいですがTシャツ1枚であれば前が閉まります。

    ニットの上に着る

    schott 513USの下にニットを着る

    下にニットを着るコーデ

    続いて下にニットを着た組み合わせ。肌寒くなる時期はTシャツ1枚では着られません。
    サイズ36なら下にニットorスウェットを1枚着られます。
    着ているニットはアディクトクローズのもの。下に詳細記事を載せていますのでぜひご覧ください。

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    アウターを羽織る

    schott 513USの上にアウターを羽織る

    上にコートを羽織るコーデ

    上にアウターをレイヤードするのも良い手です。
    コートは同じくアディクトクローズのもので、ワックスコットンとレザーという伝統的な素材の組み合わせが気に入っています。コートもブラックなので513USTのオールブラックを強調します。
    下に詳細記事を載せていますのでぜひご覧ください。

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    純正の襟ボアを取り付ける

    schott 513USに襟ボア618Mを取り付ける

    襟ボアを取り付けるコーデ

    schott純正の防寒パーツ「618M 襟ボア」を使ったカスタム。
    ブラックの襟ボアもありますが、あえてナチュラルカラーを選択し、ブラックとナチュラルのそれぞれの色合いを活かしました。
    下に詳細記事を載せていますのでぜひご覧ください。

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    513USTは雑誌でのプロモーションがユニークだった

    雑誌

    513USTは発売してすぐ大人気となりました。
    珍しいオールブラックカラーや新作レザーを使っているといった理由ももちろんありましたが、僕は当時のプロモーションにも目を向けています。雑誌での513USTの紹介の仕方がとても面白かったのです。
    事実、僕も雑誌を見て購入を決意したうちの1人です。

    アメカジ雑誌の雄Lightningでは「散々シルバーの星を見せつけてきたやつにこそ着てほしい大人のONE STAR」と紹介されています。なんともユニークな表現です。
    これは僕がモヒカン小川さんにお会いしたときに伺ったお話です。

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    そして僕が購入を決めた雑誌(名前は忘れましたがたしかOCEANS、SENSE、LEONあたり)に書かれた文章がこちら。
    「ONE STARがさらに俺たち好みになった。オールブラックで荒々しく、不良っぽく。」
    「手懐けるまでに時間がかかるステアハイドももちろん良いが(むしろ大好き)、着た瞬間俺のこと理解してくれるカウハイドも心地よい。」
    この雑誌を見て欲しさが爆上がりし、ついには購入しています(笑)。オールブラックに不良っぽさを見出したセンスが素晴らしいの一言。

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    2020年に廃盤。今買うならメルカリで!

    人気モデルであったものの2020年頃に廃盤に。定番モデルでないため生産は一度きりだとか。
    過去にはECサイトにも多く出品されていましたが、2024年1月現在、もう出品されていませんでした。

    今買うならメルカリがおすすめです。
    たまに「513UST」で商品検索していますがたまに出品されていますよ。

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    まとめ

    本記事をまとめます。

    • schott 513USTはオールブラックのワンスターダブルライダースで、ネイキッドカウレザー、黒い金具、薄手ライニングといった特徴がある。
    • 613USTと比較するとクール&ワイルドな印象が強調されている。
    • 6年着込んだネイキッドカウレザーのエイジングは圧巻。腕に刻まれた蛇腹がすごい。また、金具の塗装剥げにも注目。
    • 513USTは雑誌でユニークな紹介のされ方をしていた。僕が購入を決めたのも雑誌の影響。
    • 2020年に廃盤。買うとしたら中古市場になる。なかでも出品数の多いメルカリがおすすめ。

    本記事でschott 513USTの魅力が伝わったのであれば幸いです。
    既に廃盤ですが人気モデルであったこともあり、中古市場にまだまだ出てきます。
    schottのライダースの購入を検討されている方はぜひ候補に入れてみてください!

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