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レッドウィング8126『ブローグレンジャー』ってどんなブーツ?ナイジェルケーボンコラボのウイングチップ版アイアンレンジャー!

2026年10月1日

レッドウィング×ナイジェルケーボン 8126 ブローグレンジャー

読者の知りたいこと

質問者さん
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  • ウイングチップのアイアンレンジャーがあるって聞いたけど、本当?
  • レッドウィングのブローグレンジャーについて知りたい。

レッドウィングの定番モデル『アイアンレンジャー』に、ウイングチップ仕様のモデルがあることをご存知でしょうか?

本記事で紹介するのは、レッドウィング×ナイジェルケーボンのコラボモデル『ブローグレンジャー』。

日本では2013年に発売されましたが、一部の店舗でのみ取り扱われていたため、流通量は多くありませんでした。
そのため入手が困難であり、今では知る人ぞ知る激レアモデルとなっています。

アイアンレンジャーをベースに、ドレスシューズなどに用いられるメダリオン(穴飾り)を採用。
ワークブーツでありながら、ドレスシューズのような品格を感じさせる一足に仕上がっています。

ブローグレンジャーはウイングチップ仕様のアイアンレンジャー

『アイアンレンジャー』はレッドウィングファンなら知らない人はいない、言わずと知れた人気の定番モデルです。

では『ブローグレンジャー』とは一体どんなモデルなのか。
本記事でその魅力と秘密に迫っていきます。

ブローグレンジャー8126の外観

まずは僕の所有する『ブローグレンジャー8126 ブラック・シャパラル』の外観を見ていきましょう。

「今まで知らなかった」「初めて見る」という方も多いと思います。
それもそのはず、日本では入手が難しい激レアモデルの1つなのですから。

通常のアイアンレンジャーとは一味も二味も違う、独自の魅力が詰まっています。

革は黒or茶のシャパラルとベルバリタン

ブローグレンジャーには3色が存在します。

本記事で紹介する8126ブラック・シャパラルの他にも、8127アンティークブラウン・シャパラル、8128ベルバ・リタンがあります。

シャパラルレザーはポストマンやポストマンチャッカでお馴染みのレザーですね。
アイアンレンジャー系統にシャパラルが使われること自体珍しいのですが、発売時期の関係上、現在廃盤となっているアンティークブラウン・シャパラルも使われています。

ちなみに『Brooks Brothers(ブルックス・ブラザーズ)』とのコラボモデルに9128というアイアンレンジャーが存在します。
アイアンレンジャーにブラック・シャパラルレザーを採用し、ベックマンソールを備えたレアな一足。
こちらも日本ではほとんど見かけない、入手が非常に困難なモデルの1つです。

画像提供:hisashi0828様

3色目として登場したのが8128ベルバ・リタンです。
海外では1年遅れで発売され、日本では未発売でしたが、後述するように2026年7月にアップサイクルプロジェクトで来日。
こちらも廃盤レザーが使われています。

ドレスの伝統「ウイングチップ」

グローブレンジャー最大の特徴は、アイアンレンジャーのキャップドトゥの部分が「ウイングチップ」仕様になっていることです。

ウイングチップとは

つま先に「W」字の革が縫い付けられていることが特徴。
これが鳥の翼のように見えるため、「ウイングチップ」と呼ばれています。

「メダリオン」と呼ばれる穴飾りもセットになっていることが多く、「フルブローグ」という名称でも知られています。
ブローグレンジャーの「ブローグ」もここから来ています。

ウイングチップの起源は16〜17世紀ごろと言われています。
スコットランドおよびアイルランドの高地に住むケルト系民族・ゲール人が履いていた労働靴がルーツです。
湿った地域を移動する際に、水はけを良くするために、穴飾りが施されました。

非常に長い歴史を持ち、今日ではドレスシューズの定番デザインの1つとして親しまれています。

ブローグレンジャーはこの「ウイングチップ」により、ワークブーツらしからぬドレッシーな雰囲気を醸し出しています。
まるでドレスシューズブランドから出ているブーツのような、上品な佇まいが魅力です。

旧時代のニトリル・コルクソール

発売が2013年と古いため、アイアンレンジャーの前身にあたる『アイアンレンジ』がベースとなっています。

実は『アイアンレンジャー』とはレッドウィング・ジャパンが日本で展開する際に名付けたモデル名であり、
海外では『アイアンレンジ』に統一されていました。

2018年に品番整理が行われた際に、日本も『アイアンレンジャー』の名称に統一。
ソールが現行のビブラムソールに変更され、現在に至ります。

つまり『アイアンレンジャー』と『アイアンレンジ』は同じモデルであるということです。

ただし、2018年までアイアンレンジ(海外ではアイアンレンジャー)にはニトリル・コルクソールが採用されていたため、発売時期の関係上、ブローグレンジャーも旧時代のソールが使われています。

ちなみに僕の8126は、社外品のヒールで修理がされていました。
本来この部分は、現行のレッドウィングのヒールと同じです。

クラシックな全段アイレット仕様

スピードフックを排した全段アイレット仕様になっていることも特徴です。

スピードフックに比べると着脱が面倒ですが、上まで全部アイレットにすることで、よりクラシック・ドレス感を高めています。
個人的に気に入っているポイントの1つです。

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日本ではナイジェルケーボンとのコラボモデルとして登場

「日本では」と言いましたが、実はブローグレンジャーの販売形態は少し複雑です。

日本では2013年3月に8126と8127が、『Nigel Cabourn(ナイジェル・ケーボン)』とのコラボモデルとして発売されています。
しかし、海外では少し事情が異なりますので、このあたりについても時系列を追いながら、詳しく解説していきます。

2012年秋に8126、8127が海外で発売

まずブローグレンジャーが初めてこの世に出たのは2012年秋です。

この時はまだ海外限定モデルとしての発売であり、コラボモデルとして発売されたわけではありませんでした。

2013年3月に8126、8127がナイジェルケーボンコラボとして来日

ブローグレンジャーは『ナイジェル・ケーボン』とのコラボモデルとして、日本で発売されました。

取り扱いがあったのはナイジェル・ケーボン直営店の『THE ARMY GYM -FLAGSHIP STORE-』と『THE ARMY GYM 福岡』の2店舗のみ。
国内では東京・福岡の2店舗でしか買えなかったのです。

ちなみにナイジェル・ケーボンとのコラボモデルは、他にも2012年の『マンソンブーツ』、2017年の『マンソンB5チャッカ』が存在します。

初代デザイナーのナイジェル・ケーボン氏は元々、ヴィンテージウェアの世界的なコレクターとして有名なお方です。
ヴィンテージからインスパイアされた、『ナイジェル・ケーボン』ブランドらしいクラシックなモデルデザインが特徴です。

2013年秋冬期に8128が海外で発売

2013年秋冬モデルにて、3色目となる8128ベルバ・リタンが海外限定でラインナップされます。

8126と8127にはガラスレザー系のブラック・シャパラルが使われていましたが、8128にはワークブーツらしいオイルドレザーを採用。

クラシックでドレッシーな『ブローグレンジャー』に新たな解釈を加えました。

2026年7月のアップサイクルで8128が来日

引用:レッドウィング・ジャパン公式サイト「アップサイクル」

8128だけ、2013年の登場から長らく日本未発売となっていましたが、2026年7月のアップサイクルプロジェクトにて、満を辞して来日。

日本で購入しようとしても、探すのに骨が折れるモデルの1つでしたが、ここへ来てまさかの発売です。
アップサイクル品なので1点ものでしたが、運よくサイズが合って購入できた方はラッキーでしたね。

これを機にブローグレンジャーがアップサイクルで再登場する可能性も考えられます。
通常、コラボモデルはアップサイクルで登場することは稀(もしかしたらないのかもしれない)ですが、海外では正規ラインナップに載っていた複雑な事情から、レッドウィングの倉庫で見つかる可能性もゼロではありません。

購入するチャンスがあれば、ぜひともこの激レアモデルを入手してみてください。

入手困難な激レアモデルだが、中古市場で稀に見つかる

発売が2013年と古く、日本では2店舗のみでの販売であったため、依然として入手が困難なモデルの1つ。

しかし、2026年5月には、東京・高円寺の古着屋で8126のUS7(25cm)が売られていたことを確認しています。
このように、古着屋で探せば見つかる可能性もゼロではありません。

僕は2026年7月にメルカリでマイサイズ(US7.5)を購入しましたし、過去にはラクマやYahoo!フリマ、ヤフオク、セカイモンなどで出品されていたことも確認済みです。

フリマサイトであれば購入できるチャンスが回ってくる可能性もありますので、欲しい方は気長に待ってみると良いでしょう。

サイズ感の確認もお忘れなく。
ブローグレンジャーの木型(ラスト)は、アイアンレンジャーやブラックスミスなどに使われている8番ラストです。

基本的にはこれらと同じで問題ありませんので、マイサイズが出品されていたら購入してみるのも良いでしょう。
※ベックマンフラットボックスのみ、若干サイズ感が異なります。

レッドウィングのサイズの選び方を解説した記事もありますので、ぜひこちらも読んでおいてください。

レッドウィングのサイズ選びの記事

また、僕の8126がそうであったように、中古で買うと状態が良いものばかりではないことも留意しておきましょう。
僕の8126は特にダメージがひどかったですね。

ブラック・シャパラルレザーの手入れの方法についても、別の記事で解説しています。
状態が悪くてもある程度は修復できるので、適切な手入れの方法も知っておくと良いです。

ブラック・シャパラルの手入れの記事
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まとめ

本記事をまとめます。

  • レッドウィングの『ブローグレンジャー』は、アイアンレンジャーのキャップドトゥをウイングチップに変更したモデル。
  • ドレスシューズなどの伝統的なディテールである「ウイングチップ」「メダリオン」が特徴。ワークブーツらしからぬ上品な佇まいが魅力。
  • 8126ブラック・シャパラル、8127アンティークブラウン・シャパラル、8128ベルバ・リタンの3色が存在。
  • 日本では8126と8127が『ナイジェル・ケーボン』とのコラボモデルとして、2013年に発売された。
  • 入手は困難だが、中古市場では稀に見つかることがある。欲しい方は古着屋やフリマサイトを探してみると良い。

本記事では、レッドウィングの激レアモデル『ブローグレンジャー』を紹介しました。
海外と日本で販売形態が異なっていたり、やや複雑な事情を持つモデルですが、それも魅力の1つ。

チャンスがあれば、ぜひこの激レアモデルを手に入れて、自分だけのブローグレンジャーコーデを組んでみてください。

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スケオ

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アメカジ&UKスタイルを専門にしたメディア(ブログ、YouTube、SNS)を運営しています。 着用ブランドはSchott、Lewis Leathers、ADDICT CLOTHES、666、RED WING、Tony Lama、CONVERSE、NewBalance、Ray-Ban、FUNNY、etc...と多数。アメカジショップやアメリカンダイナーへの取材経験多数。大型二輪免許保有。

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