読者の知りたいこと
世の中には様々なメーカーからzipooケースが販売されています。
本記事ではそんな中でも一際目立った存在である”KC,s zippoケース「オレゴン」”について紹介をしていきます。
僕も愛用者の1人として、しっかりレビューしていきますので、ご購入を検討中の方は必見です。
KC,s zippoケース「オレゴン」の特徴は8つ
日本が誇るレザークラフトメーカー”KC,s(ケイシイズ)”から販売されているzippoケース「oregon(オレゴン)」。
ロングセラーの大人気商品であり、zippoの愛好家からはもちろん、レザーやアメカジの愛好家からも高い評価を得ています。
そんな「オレゴン」の特徴は下記の8つにまとめることができます。
それぞれ実際の写真を使って詳しく解説をしていきます。
アメカジらしいバイカーデザイン
普段からzippoを使うようなこだわり派は、当然ケースにもこだわりを求めていることが多いです。
「アメリカンライターであるzippoに似合うデザインは?」と聞いて、僕が真っ先に思い浮かべるのがレザー製のバイカー風デザイン。
オレゴンはレザー×コンチョという特徴を持っており、その外観はバイカーズウォレットを彷彿とさせます。
アメカジファンにもおすすめできる一品です。
レバー式ナスカンで鞄や腰に取り付け可能
上部にレバー式ナスカンが付いているため、バッグやパンツループに取り付けて持ち運ぶことができます。
バッグに取り付けるとこんな感じ。
すぐにzippoを取り出すことができて便利です。
パンツのループに取り付けるとこんな感じ。
アクセサリー感覚でzippoを持ち運ぶことができます。
すぐにzippoを取り出せる位置にあるのも良いですね。
手をあけたいバイク乗りの方にもおすすめです。
底の穴から押し上げて取り出せる設計
使い勝手の良さも重要なポイントです。
底には穴が空いており、指でzippoを下から押し上げて取り出すことができます。
わざわざ上からつまんで引っこ抜かなくても良いのは非常にありがたい。
使い手のことをちゃんと考えて設計されています。
経年変化が楽しめる肉厚レザーを使用
KC,sが厳選した約2mm厚のカウハイドを使用しています。
使い込むほどに柔らかく、艶やかに変化していくため、長く使い続けたいアイテムです。
特にライターは毎日使うという方も多いでしょうから、日に日に魅力的に変化し続けるのをご体感いただけると思います。
僕のオレゴンはまだまだ変化の途上にあります。
使い込んで味のある姿にしていきたいですね。
革に関していえば”コバ(革の断面部)”も実に美しい仕上がりです。
すべてのコバを職人さんが手作業で丹念に磨き込んで仕上げています。
コート系樹脂で艶を出す方法とは異なり、丁寧に磨いて艶を出しているため別格の美しさがあります。
熟練の職人さんあってこそなせる技です。
本物のアンティーク5セントコンチョを使用
アメリカで1913年から1938年まで製造されていた本物の5セントコインをコンチョに加工して使用しています。
レプリカでは味わえない雰囲気があり、外観のカッコ良さをグッと引き立てます。
もちろんコンチョは交換が可能。
六角レンチを回すことでコンチョ部分を取り外せます。
おすすめをあげると、
まず候補に上がるのがFUNNYのビクターコンチョ21mm。
シルバー925のハイエンドコンチョであり、レザーと一緒にシルバーの経年変化を楽しめます。
25セント・ワシントンコインを使ったコンチョもおすすめです。
標準装備の5セントと同じアメリカンオールドコインであり、コインシルバー(900/1000)の銀貨です。
コインのグレードアップカスタムとしておすすめです。
直径が23mmと、5セントに比べて若干大きいですが、取り付け自体は問題なくできます。
ボタン裏テープで傷つきを防止
zippoケースの使用に際して、zippo本体に傷が付かないかを心配をされる方がいます。
実はケースで傷が付いてしまうのはあるあるで、zippo純正のケースは中身を傷つけてしまうことで有名です。
その理由はボタン裏の金具が剥き出しになっており、金属同士が擦れて傷が付いてしまうというもの。
本来zippoを保護する役目であるケースが傷を付けてしまったら本末転倒ですよね...。
でもKC,sのオレゴンは大丈夫!!
ボタン裏の金具がzippo本体に当たらないように、きちんとテープを貼っています。
また、次に述べる”適度なゆとり”も傷つき防止も一役買っていると言えます。
ゆとりがありアーマーケースやレプリカzippoも収納可能
zippoケースの中には革がきついくらいのジャストサイズのものも多く存在します。
KC,sのオレゴンは中に適度なゆとりがあるタイプ。
レギュラーサイズのzippoはもちろん、若干ゴツいアーマーケースや変則的な形状のレプリカzippoにも対応。
本当に絶妙なゆとりで、中でzippoがずれたりはしません。
ちなみに革巻きzippo、フルメタルジャケット、32&33レプリカには非対応。
これらは一般的なzippoと比べても大きいため、規格外ということになります。
カラー&レザーの展開が豊富
カラー展開はブラック、ブラウン、キャメル、タン、ホワイト、レッド、ブルー。
レザーはベーシックなカウハイドの他にパイソンやコードバンも存在します。
お好きな色や素材からお選びいただけます。
他の種類のKC,s zippoケースもご紹介します!
KC,s zippoケースにはオレゴン以外のシリーズも存在しますので、これらについても紹介をしていきます。
スタンダード
KC,s ケーシーズ スタンダード ジッポ ケース カウハイド/KSZ032B/栃木レザー ジッポー オイルライター ケース ZIPPO 革
名前の通り最もシンプルなデザインです。
ナスカン式のオレゴンと異なり、ベルトに通すタイプになっています。
日本が誇る名タンナー”栃木レザー”採用。
カラーはブラック、ブラウン、コニャック、タン、カーキ、レッド。
ワイオミング
ワイオミングとはネイティブアメリカンのデラウェア族の言葉で「大平原」を意味します。
アウトドアで使用するzippoケースとしてデザインされており、壮大な光景を想起させるこの言葉が命名されました。
一見オレゴンに似ていますが、ナスカン式ではなくベルトループ式になっていたり、前面の被せの形状が微妙に違っていたりしています。
アンティーク5セントコンチョと上質なカウハイドを使用しています。
カラー展開はブラック、ブラウン、カーキ、レッド。
ハンドステッチ
KC,s ケーシーズ ZIPPOケース ハンドステッチ カウハイド/KSZ504A/ジッポ オイルライター ケース サドルレザー スリム 革
前面の被せが台形状でベルトループ式になっているタイプ。
一番の特徴はレザーに映えるステッチでしょう。
こちらもアンティーク5セントコンチョと上質なカウハイドを使用しています。
カラー展開はブラック、ブラウン、タン、レッド。
ハンドスタンプ
ハンドステッチまたはワイオミングをベースに、スタンプを施したクラフトver.です。
フルベジタブルタンニン鞣しのツーリングレザーを使用し、熟練の職人さんが一打一打、丁寧に打刻しています。
最後は打刻面を避けながら手染めをするという贅沢仕様。
カラーはブラック、ブラウン、タン、レッド、ネイビー、グリーン。
まとめ
本記事をまとめます。
日本が誇るレザークラフトメーカー”KC,s”が作っているだけあって、レザーの魅力と使い勝手に優れたzippoケースでした。
数あるzippoケースの中でも間違いなく最高評価の一品ですので、zippoケース選定の参考にしていただけたら幸いです。