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【鈴木理也氏発案】10/21はベックマンの日!創業者チャールズ・ベックマン氏の命日にレッドウィングを履こう!

ベックマンの日の投稿画面

読者の知りたいこと

質問者さん
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  • Xで飛び交う「#ベックマンの日」って何?
  • 誰が言い出したの?
  • 「#レッドウィングの日」と何が違うの?

毎年10月21日にXで投稿される「#ベックマンの日」。

昔からのファンからすると、「近年言われだした謎の日」という感覚もあるかと思います。

レッドウィングのファンである僕が、実際にXで「#ベックマンの日」に投稿し、その由来や背景を徹底調査してきました。

ベックマンの日は創業者チャールズ・ベックマン氏の命日

出典:Michael Hicks / Wikimedia Commons(CC BY 2.0)

Xで「#ベックマンの日」とされている10月21日は、創業者チャールズ・ベックマン氏の命日です。
彼が亡くなったのは、今から1世紀以上も昔の1912年10月21日でした。

彼がいなければ、『レッドウィング』というブランドは生まれていませんでした。
そんな彼の功績を称え、日本のファンは10月21日にXでお気に入りのブーツを投稿するようになったのです。

ここで、レッドウィングの創業者であるチャールズ・ベックマン氏が、どのような人物だったのかを振り返ってみましょう。

チャールズ・ベックマン氏の半生

チャールズ・ベックマン氏は、1856年にドイツで生まれました。
彼は19世紀後半、17歳のときにアメリカに移住しました。

新天地アメリカに渡った彼は、ミネソタ州レッドウィングシティで列車を降り、その地の革工場で働くことになります。
そこで革製品の中でも、特に「靴」に興味を持ち、1833年に靴屋を始めます。

「本当に良い靴を売りたい」という彼の想いと仕事に対する真摯な姿勢は、町の人々の間で評判になりました。
来店した客の足にぴったり合わないときは、靴を「売らない」スタンスを貫くほどだったといいます。

並々ならぬ靴への情熱を持っていた彼は、その靴屋を成功させましたが、彼の不満は高まっていました。
そう、彼が売りたい「本当に良い靴」があまりにも少なかったのです。

彼は次第に、「店にあるどの靴よりも良い靴を、自分で作るしかない」と考えるようになりました。
そして1905年、ついに彼は14人の仲間とともに、「レッドウィング・シュー・カンパニー」を設立しました。
これが今日に至る『レッドウィング』の歴史の始まりでした。

現在レッドウィングに革を提供しているSBフット社にも、チャールズ・ベックマン氏が大きく関わっています。

過酷な環境で履かれるワークブーツには、高品質で頑丈な革が不可欠です。
彼は靴屋を始める前にタンナリー(革の鞣し工場)で働いていましたが、1987年にそのタンナリーを子会社化。
以降、レッドウィング社は「良い靴を作るために、革から作る」メーカーになりました。

SBフット社では「フレッシュ・ハイド」と呼ばれる、塩漬けしていない原皮のみを扱っています。
通常の革は、輸送時に起きる腐敗を防ぐために「塩漬け」が施されますが、革本来のしなやかさや風合いが損なわれてしまうデメリットがあります。

SBフット社は、原材料となる牛皮を工場から車で6時間という極めて近い距離にある牧場から調達できます。
なので、塩漬けに頼らず、チルド(低温保存)のみで原皮を輸送できるのです。
このサプライチェーンが、レッドウィングのブーツの品質を支える仕組みになっています。

今日では、レッドウィング社の靴のみならず、軍隊や他社メーカーにも皮を供給するなど、米国の皮市場でよく知られた存在に成長しています。

このように、チャールズ・ベックマン氏がワークブーツ界にもたらした功績は、非常に大きなものでした。
このお話に心を動かされた方は、ぜひXで「#ベックマンの日」を祝ってみてください。

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レッドウィングの日の誤解から生まれた新たな記念日

質問者さん
質問者さん

SNSで毎年10月12日に投稿されている「#レッドウィングの日」とは、何が違うの?

こう思われた方もいるかもしれません。

実はこれ、日付を巡る「ある誤解」が背景にあるのです。

「#レッドウィングの日」は、ブロガーのHoriさんが考案した記念日です。
2013年に初めて投稿され、以降はXを中心に日本中のファンに広まりました。

「皆でレッドウィングを履いて投稿する日を作りたい」と考えたHoriさんは、チャールズ・ベックマン氏の命日を10月12日と取り違え、この日を「#レッドウィングの日」と名付けたのでした。

ところが、先述したようにチャールズ・ベックマン氏の実際の命日は10月21日でした。

日付に誤りはあったものの、「#レッドウィングの日」はあまりにも浸透してしまいました。
レッドウィングジャパン元代表の鈴木理也さんや、有名YouTuberたちも投稿するほどのイベントへと成長しました。

10月12日=「#レッドウィングの日」として受け入れられたものの、チャールズ・ベックマン氏の偉業を讃える日も作りたいという想いから生まれたのが、10月21日の「#ベックマンの日」です。

考案されたのは、レッドウィングジャパン元代表の鈴木理也さん。
2021年の投稿で、10月21日を「#ベックマンの日」と名付けておられることが確認できます。

以降、徐々に浸透してきており、「#レッドウィングの日」と「#ベックマンの日」は別の日として認識されつつあります。

レッドウィングの日の記事

ベックマンの日にはレッドウィングを履いて、SNSに投稿しよう!

「#ベックマンの日」の参加条件は下の2つです。

条件①:レッドウィングの写真を用意する。
条件②:SNSに「#ベックマンの日(ハッシュタグ付き)」と投稿する。

「#ベックマンの日」の名の通り、ベックマンの写真を投稿する人が多い印象です。

ブーツは着用写真でも単体写真でもどちらでも構いません。
履いて参加ができない人は、スマホの中にある写真を投稿しましょう。

ハッシュタグで検索をかけられるので、レッドウィングファン自慢のブーツが見られる、良い機会でもあります。

珍しいモデルが見つかれば投稿に返信するのも面白いです。
レッドウィングの日を通じて、ファン同士の交流が生まれやすいのも良いですね。

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皆の投稿をまとめてご紹介!

ここでは、「#ベックマンの日」に投稿された、ファン自慢のブーツたちを紹介していきます。
中には滅多にお目にかかれない、激レアモデルもありました。

初期ベックマン1911

2006年に発売された初期型のベックマン、1911です。
1年ほどで販売が終了したため、ファンの間でも激レアモデルとして知られています。

レザーはホーウィン社のクロムエクセルレザーを採用。
SBフット社ではなく、社外レザーを使っている点もレアです。

1911発売の1年前、2005年はレッドウィングの創業100周年記念でした。
この時、米国限定でクロムエクセルレザーを採用した、ベックマンと同じ仕様のブーツが2種類発売されています。
それが1908と1909です。

この時はまだ「ベックマン」という名前は付いていませんでしたが、翌年発売された1stベックマン1911のベースになった可能性が高いです。

ブラックチェリーフェザーストーン3種

写真のブーツは左から、ジラードブーツ9091、ベックマン9011、ベックマンモックトゥ9010です。

9011は数あるベックマンの中でも1番有名なのではないでしょうか。
9010もレア物には間違いないですが、そこそこ有名です。

ここで最も注目すべきなのは、ジラードブーツ9091です。
これはレアですよ。

2015年秋に日本市場向けに発売されたモデルで、ベックマンと同じブラックチェリー・フェザーストーンレザーが使われています。

一見、ベックマンとの共通点はレザーだけのように思われますが、実は米国・欧州で発売されたエンボスベックマン9029、9030の色違い(厳密には異なるが)に当たります。
9029にはブラック・フェザーストーン、9030にはアンティークシガー・フェザーストーンが使われており、名前の通り、ベックマン系のブーツとして発売されました。

ジラードブーツは、「ベックマン」の名前こそ付いていないものの、モックの形状やレザーがエンボスベックマンと酷似しています。
そのため詳しい方の間では、ジラードブーツはベックマン系統に分類されています。

ベックマン9011の記事

紅のフラットボックス9062

レッドウィングの中でも1、2を争う人気モデルが、ベックマンフラットボックス9060です。

そのフラットボックスに、黒以外のカラーが存在したことをご存知でしょうか。
それが、ブラックチェリー・フェザーストーン9062(赤茶)と、チーク・フェザーストーン9063(薄茶)です。

2017年9月21日にベックマンフラットボックスが発売された当時は、ブラック・クロンダイク9060(黒)も含めて、3色展開だったのです。
後に9062と9063は廃盤になり、今ではすっかりレア物の仲間入りです。

当時はブラック・クロンダイクが1番人気だったようですが、廃盤後はブラックチェリーとチークにも注目が集まっています。

ベックマンフラッドボックス9060の記事

まとめ

本記事をまとめます。

  • 10月21日「#ベックマンの日」は、レッドウィング創業者チャールズ・ベックマンの命日。彼の功績を称えてブーツの写真を投稿しよう。
  • 10月12日は「#レッドウィングの日」として親しまれているが、これはチャールズ・ベックマン氏の命日が12日と勘違いされて広まったもの。
  • レッドウィングジャパン元代表の鈴木理也さんにより、「#ベックマンの日」が考案され、以後Xで浸透しつつある。
  • 名前の通り、ベックマンブーツを投稿する人が多い印象。歴史あるモデルゆえに、レア物も多く見られる。

似たSNSイベントである「#レッドウィングの日」「#レッドウィング創業際」「#ジージャンフェス」についての記事も書いていますので、アメカジファンは必見です。
ぜひSNSのイベントに参加して、アメカジライフを楽しんでみてください。

レッドウィングの日の記事
レッドウィング創業祭の記事
ジージャンフェスの記事
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スケオ

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アメカジ&UKスタイルを専門にしたメディア(ブログ、YouTube、SNS)を運営しています。 着用ブランドはSchott、Lewis Leathers、ADDICT CLOTHES、666、RED WING、Tony Lama、CONVERSE、NewBalance、Ray-Ban、FUNNY、etc...と多数。アメカジショップやアメリカンダイナーへの取材経験多数。大型二輪免許保有。

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