読者の知りたいこと
- レッドウィング4331ってどんなブーツ?
- グリーンのステッチやソールが特徴的だけど、特別なモデルなの?
2024年4月23日、レッドウィング名古屋店のOPEN記念モデルとして、衝撃的な一足が発売されました。
その名は、4331『アイアンレンジャーw/グリーンソール』。
定番の8084をベースに、ステッチやソールをグリーンに変更。
さらに、細部にも通常モデルとは異なる仕様が施されています。
レッドウィングでは珍しい“ヨーロッパ企画”のモデルで、ドイツ・ハンブルクにある『RIDERS ROOM』とのコラボモデルとなっています。
アメリカや日本とは一味違うヨーロピアンな魅力を、実際の写真を使って詳しく紹介していきます。
アイアンレンジャー4331が名古屋店OPEN記念モデルとして発売!

2024年4月23日、レッドウィング初の東海エリアの直営店「名古屋店」がオープンしました。
そしてレッドウィングファンをさらに驚かせたのが、4331『アイアンレンジャーw/グリーンソール』の限定発売。
4331は海外で先行発売されていた『RIDERS ROOM』とのコラボモデルで、日本で大々的に情報公開されたのは今回が初です。
レッドウィングに詳しい人からも「見たことない」「知らなかった」という声が上がった4331。
それもそのはず、レッドウィングの海外限定発売(日本未発売)モデルの中でも、ヨーロッパ企画のモデルはそう多くはありません。
さらに本場のアメリカ企画でもないため、頻繁に情報収集している人でも知らないケースが多々あります。
そんな4331を一目見ようと、名古屋店オープン初日には多くのファンが訪れました。
2026年9月現在、まだレッドウィング・ジャパンの公式サイトには掲載されていますが、在庫がなく購入はできない状況です。
レッドウィングの直営販売としては、名古屋店・公式サイト・アウトレット店で行われていました。
やはり物珍しいモデルであったためか、平均に近いサイズのものはすぐに売り切れていましたね。
アイアンレンジャー4331はRIDERS ROOMコラボの欧州企画モデル

先述したように、4331はレッドウィングでも珍しいヨーロッパ企画のモデルです。
ドイツ・ハンブルクにある『RIDERS ROOM』というショップとのコラボモデルとして登場しました。
『RIDERS ROOM』は生粋のハンブルガー、スヴェン・イーデン氏がオーナーを務めるアパレルショップです。
1995年にオープンして以来、クラシックモーターサイクルをはじめ、ウェア・シューズ・アクセサリーまで、バイクにまつわるアイテムをトータルに提案してきました。
現在でも、ドイツ国内における『エアロレザー』や『レッドウィング』の最古の取扱店のひとつとして知られています。
公式Instagramにも4331の着用写真が掲載されており、ハンブルクの顧客からも好評であったことが伺えます。
レッドウィング4331『アイアンレンジャーw/グリーンソール』の外観・特徴
4331『アイアンレンジャーw/グリーンソール』は、ブラックハーネスの8084をベースに、以下の特別なカスタムが施されています。
- グリーンのステッチ
- グリーンゲミガムコルクソール
- ヴィンテージブラスのアイレット
- 虎ひもor黒の革ひも
- タンにUFCWの刻印
外観はこんな感じ。
今まで発売されたアイアンレンジャーのどのカラーとも異なる、4331だけが纏う特別な雰囲気がありますね。
欧州企画なだけあって、ヨーロピアンな佇まいも魅力のひとつ。






外観を一通り見たところで、4331のディテールを詳しく見ていきましょう。
ブラックハーネスの8084がベースモデル

4331のベースになっているのは、アイアンレンジャーのブラックカラーである8084。
レザーも同じブラック・ハーネスを採用しています。
オイルをたっぷりと含んだレザーなので、履きこむごとにツヤ感が増していく経年変化が魅力的。
ガシガシ履くことでエイジングも楽しめちゃいます。
グリーンのステッチ

4331の独特の雰囲気の正体はこのグリーン・ステッチ。
真緑というよりも「オリーブ」に近い色合いですね。
8084では、キャップドトゥにブラック、ヴァンプにブラックとホワイトのステッチが使われていますが、4331はあえてグリーン一色に統一。




渋いオリーブカラーが革のブラックと調和し、ブーツ全体をよりダークトーンに見せています。
4331のスモーキーで大人っぽい印象は、ここから来ていることが分かります。
グリーンゲミガムコルクソール

もう1つの大きな特徴が、モデル名にもある「グリーン・ソール」。
正式にはグリーン・ゲミガムコルク・ソールというアウトソールで、レッドウィング純正のものです。
先述したグリーン・ステッチとの相性は抜群で、ブラックブーツの中に「グリーンの差し色」を作っています。
これにより、4331は「ブラック×グリーン」のツートンカラーに仕上がっています。
アイアンレンジャーの他のどのカラーとも似ていないのは、グリーンの差し色効果によるところが大きいでしょう、
難点として、ソール交換で同じソールを付けられないことがあげられます。
つまり、ソール交換に出すと別のソールになってしまうのです。
レッドウィングでも現行ラインナップに載せていないアウトソールなので、修理での取り扱いはありません。
それでも緑にこだわるのであれば、あえてレッドウィングの修理サービスは使わず、他の修理店で他社のグリーン・ソールを使用してもらいましょう。
ヴィンテージブラスのアイレット

アイレットとスピードフックは、グリーンカラーに合うヴィンテージブラスをチョイス。
これにより全体のカラーバランスが整い、「ブラック×グリーン」というコンセプトをより際立たせることができます。
ベースとなった8084はシルバーを採用。
ステッチにはホワイトも使われているため、8084はブラックをベースに、色を邪魔しない白系を使ったモデルと言えるでしょう。

4331が元の8084と印象が大きく異なる理由の一つが、こういったカラーバランスの違いなのです。
虎ひも&黒の革ひもが付属

ヨーロッパらしい斬新なセンスが光るのが、靴ひものチョイス。
ブラック×グリーンのダークトーンブーツに対し、あえて虎ひもを組み合わせています。
一見すると合わない組み合わせが、強烈な視覚インパクトを与えています。
「オシャレ」の解釈に挑戦しているかのような大胆なスタイリングも、ヨーロッパらしくて良いですね。
公式写真では虎ひもを使われていることが多いですが、黒の革ひもも同梱されています。
よりダークトーンを際立たせたい場合には、ブラックのレザーレースの方がしっくりきます。

また、ブラック×グリーンのツートンカラーを活かして、『オリーブ/ブラックのタスランレース』を取り付けるのもオススメ。
元々はアルパイン・ポーテージモデル購入時に同梱している、言わば「専用」の靴ひもでしたが、2026年夏に単品販売が開始。
さっそく4331に取り付けてみると、やはり抜群の相性を見せてくれました。

このカスタムは後述の「4331を緑/黒のタスランレースでカスタム」で紹介しているので、詳しくはそちらをご覧ください。
タンにUFCWの刻印あり

ブーツのタン部分に「UNION MADE」「UFCW」の刻印が見られます。
実はこれ、ヨーロッパ企画ならではの特徴でもあります。
レッドウィングは言わずと知れたアメリカ製ブーツ。
全てのブーツがアメリカ・ミネソタ州レッドウィングシティの工場で製造されています。
今回はドイツ・ハンブルクで企画されているため、「UNION MADE」「UFCW」の刻印が入っているのです。
ちなみに「UNION MADE」とは、アメリカの労働組合(ユニオン)に加盟している労働者によって製造された製品という意味です。
「UFCW」とは、アメリカとカナダで約120万人の労働者を代表する、食料品や小売業界などの労働組合「全米食品商業労組(United Food and Commercial Workers International Union)」の略称です。
4331を緑/黒のタスランレースでカスタム

先述しましたが、4331は『オリーブ/ブラックのタスランレース』と相性抜群です。
元々はアルパイン・ポーテージモデル購入時に同梱している、言わば「専用」の靴ひもでしたが、2026年夏に単品販売が開始。
4331と同じ、黒×緑のツートンカラーの靴ひもなので、色合わせにはうってつけの一品。
4331と虎ひもの組み合わせにしっくりきていない人には、ぜひ取り入れてほしいカスタム案です。


ちなみにこの『オリーブ/ブラックのタスランレース』、チャコール・ラフ&タフのブーツとも抜群の相性を見せてくれます。
下の記事でチャコールモデルの靴ひもカスタムを紹介しているので、気になる方はぜひご覧ください。
同年に緑系アイアンレンジャー“8078”が登場

今でこそ「緑のアイアンレンジャー=8078」が定着しましたが、実は2024年まで緑系のアイアンレンジャーは存在しませんでした。
2024年4月23日に4331が限定発売され、2024年8月16日に8078の一般販売が開始しました。
それまで存在しなかった「緑系アイアンレンジャー」が2024年に2種類も登場したことは、アイアンレンジャー史における快挙と言えます。
8078を紹介した記事も書いていますので、こちらも合わせてご覧ください。
まとめ

本記事をまとめます。
- アイアンレンジャー4331は、2024年4月23日に名古屋店のOPEN記念で限定発売されたモデル。
- ドイツ・ハンブルクにある『RIDERS ROOM』とのコラボモデルであり、名古屋店OPENを機に日本上陸。
- レッドウィングでは珍しい欧州企画モデルで、米国企画とも日本企画とも異なる、独特のセンスが特徴。
- 正式名称は『アイアンレンジャーw/グリーンソール』といい、8084をベースにステッチとアウトソールをグリーンに変更。アイレットとスピードフックはヴィンテージブラスに変更され、ブラック×グリーン系のツートン仕上げになっている。
- 虎ひものままでも良いが、オリーブ/ブラックのタスランレースが好相性なので、こちらに変更するカスタムもおすすめ。
- 同年8月に緑のアイアンレンジャー8078が登場。2024年はアイアンレンジャーから2つもグリーン系モデルが発売されたことになる。
今ではもう買えなくなってしまいましたが、二次流通で入手するという方法もあります。
この記事を読んで「欲しいな」と思われた方は、ぜひフリマサイトや中古サイトを探してみてください。
案外、綺麗な状態でご自身のサイズのものが見つかるかもしれませんよ。




