読者の知りたいこと

666ではスティアハイドレザーのカラーオーダーを行なっています。
豊富なサンプルカラーを自由に配置し、自分だけのオリジナルライダースを作ることが可能です。
本記事では、実際に僕が666でカスタムカラーオーダーした、”スケオ・オリジナル・ライダース”を紹介していきます。
【実物】666LJM-10TFを白×黒でカスタムカラーオーダー
まずはカスタムカラーオーダーした実物の写真をお見せします。
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ベースモデルはLJM-10TFタイトフィットフロントベルトライダースジャケットです。
アメジャンとロンジャンの特徴を併せ持つ米英折衷モデル。
後述するモチーフの関係上、どうしてもアメジャンタイプが良かったので、666の中でもモチーフに近いシルエットを持つLJM-10TFを選択しました。
カスタムカラーオーダーの際に使用したオーダーシートはこんな感じ。
使用カラーはブラックとオフホワイトの2色のみですね。
オーダーシートの通りに納品され、大満足の結果です。
黒ベースに白襟・白玉縁のライダースはヴィンテージではよく見かけますが、その大半はライトニング型のロンジャンタイプ。
今回のようなアメジャンタイプのものは滅多にありません。
ではなぜ白黒のアメジャンを選んだのか。
実は今回のカラーオーダーライダース、ある有名ブランドのライダースジャケットをモチーフに作ってもらいました。
モチーフはサンローラン2014AWバイカラーライダース
今回僕がカラーオーダーしたライダースは、サンローラン・パリの2014AWバイカラーライダースをモチーフにしたもの。
著名なデザイナーであるエディ・スリマンが担当した、エディ・レザーの傑作の1つです。
当時非常に流行したデザインでしたね。
登坂広臣さん(三代目 J SOUL BROTHERS)、藤ヶ谷太輔さん(Kis-My-Ft2)、亀梨和也さん(KAT-TUN)、平野紫耀さん(Number i)、ジャスティン・ビーバーさんなど、多くの有名人が着用したことでも話題になりました。
その2014AWバイカラーライダースに形状とカラー配置を似せて制作。
けっこう近いものが出来上がったんじゃないかなと思います。
ベースの形が完全に同じではないため、ところどころ異なる点はありますが、カラー配置とややくすんだホワイトカラーは元ネタにそっくり。
こんな感じで既存の商品に似たものが手に入るのも、666カラーオーダーの魅力。
サンローランだと数十万円はしますが、666なら15万円未満で買うことができます。
カスタムオーダーのこだわりポイント
今回制作した”スケオ・オリジナル・ライダース”には、隠されたこだわりポイントがあります。
666ならではのディテールが外観・実用性・愛着感を底上げしています。
こだわり②:襟裏がホワイト
こだわり③:裏地がタータンチェック
こだわり④:ダブルスライダー
こだわり①:着込んだ風合いのオフホワイトカラー
666のスティアハイドの白色はオフホワイトになっています。
真っ白ではなく、ややくすんだ色合いですね。牛乳っぽい色といえば分かりやすいでしょうか。
このオフホワイトがブラックとのコントラストを和らげ、黒×白にツートンにしたときの派手派手しさを抑えてくれています。
加えてこのオフホワイトが、元ネタであるサンローランのホワイトにも近いのです。
サンローランのバイカラーライダースは、ホワイト部分に汚し加工が施されており、最初から使い込まれたような風合いを持っています。
サンローランも666も素晴らしいセンスです。
ルイスレザーでもカスタムカラーオーダーが可能ですが、ルイスレザーのホワイトレザーは真っ白。
ホワイトレザーの一工夫という点では、666がルイスレザーに勝っていますね。
こだわり②:襟裏がホワイト
襟裏をホワイトにして、襟を立てたときに後ろからホワイトが覗くようにしました。
腰にもホワイトを配置しているため、襟裏がホワイトだとバランスも良くなります。
襟裏がホワイトになると、パンク感が増すのも良いポイント。
こだわり③:裏地がタータンチェック
英国らしいタータンチェック裏地を採用。
黒×白×タータンチェックの組み合わせで、どこかレトロな雰囲気になるのもポイントです。
カスタムカラーオーダーの際に裏地も一緒に頼めるので、とことんこだわりたい方にはおすすめです。
こだわり④:ダブルスライダー
666では標準でダブルスライダーを採用しています。
これは他のライダースジャケットブランドにはない、666独自のディテールですね。
椅子に座ったときやバイクに乗ったときにライダースを自然に着ることができます。
666でオーダーするなら、覚えておきたいポイントです。
白黒ライダースを使ったコーディネイト例
黒×白のツートンライダースともなると、ややコーディネイトを選びます。
ジャケットに合うアイテムを用意する必要も出てくるでしょう。
今回は”色使いで遊んだ”2つのコーディネイト例を紹介します。
白黒ライダース×白黒エンジニア
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- 差し色に”蛇柄”を採用。
合わせたのはゲッタグリップの黒×白ツートンエンジニアブーツ。
バイカーファッションの王道アイテムであるライダースジャケットとエンジニアブーツ。この2つを黒×白にすることで、一風変わったバイカーコーデが完成します。
666もゲッタグリップもパンクロックと関連が深いブランドなので、全体的な印象もパンクよりになりますね。
ここに差し色として、裏地に使ったような”赤タータンチェックのマフラー”を合わせてみても良いと思います。
パンクとタータンチェックは相性抜群なので、違和感なくハマるはずです。
今回は僕の好みでパイソン柄(蛇柄)を差し色にしてみました。
黒×白×蛇が良い感じにマッチしています。
ゲッタグリップの白黒エンジニアブーツについても記事を書いていますので、気になる方はぜひご覧ください。
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白黒ライダース×薄色ジーンズ×ラフアウトエンジニア
藤ヶ谷太輔さんがベストジーニストで披露されたコーディネイトによく似ています。
薄色ジーンズ×ラフアウトエンジニアの組み合わせはアメカジ界では鉄板ですが、さらに白黒ライダースを合わせてみました。
ライダースに使われているホワイトカラーが、ライトブルーやベージュといった淡いカラーにマッチします。
冬に着こなしたい温かみのあるコーディネイトです。
着こなしのコツは色数が多くなりがちなので、インナーをブラックにすることです。
ここをブラックにすることで淡いカラーを使ったコーデが引き締まります。
今回使ったジーンズとエンジニアブーツの記事も書いていますので、気になる方はぜひご覧ください。
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LJM-10JTFジョニーサンダースカラーモデルの存在
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実は666では”LJM-10JTF”というジョニーサンダースカラーモデルが吊るしで販売されています。
LJM-10TFにあらかじめカスタムカラーを施しているモデルですね。
元ネタは名称の通り、伝説のパンクロッカーであるジョニー・サンダースが着ていたジャケットです。
パンクロックと関連が深い666らしい粋なカスタムですね。
今回僕がオーダーしたものとは色の配置が異なることが分かると思います。
LJM-10JTFジョニーサンダースカラーモデルは、襟の上部分がブラックで、ポケットの玉縁やベルトループもブラック。一方でベルトはホワイトになっていますね。また、吊るしということもあり裏地は黒ストレッチです。
同じカラーのライダースジャケットでも、色の配置や裏地が違うだけで受ける印象が大きく異なります。
- LJM-10JTF "ジョニーサンダースカラーライダースジャケット"
- LJM-10TF "スケオ・オリジナル・ライダースジャケット"
吊るしモデルは納期を待たずに即日入手できるという利点があるので、黒白ライダースがすぐに欲しいという方には、LJM-10JTFジョニーサンダースカラーモデルがおすすめです。
まとめ
本記事をまとめます。
666にはかなりの数のライダースジャケットがラインナップされており、そのほとんどのモデルで今回のようなカスタムカラーオーダーが可能です。
色に関しても”黒×青”や”黒×赤”といった、珍しい配色のライダースを作ることもできちゃいます。
また、パーツごとに全て異なる色を使ったカラフルライダースも制作可能。
まさに自由自在。アイデア次第で唯一無二の一着を手に入れることができますよ。
本記事を読んで666のカスタムライダースが気になったという方は、ぜひ666に足を運び、自分だけのライダースを作ってみてください。
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