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ロンジャンとワークブーツは合わない?いいえ、合わせ方次第です!【ルイスレザー、アディクトクローズ、666で検証】

ロンジャンとワークブーツの合わせ方

読者の知りたいこと

質問者さん
質問者さん
  • ロンジャンとワークブーツは合わないって聞いたけど本当?
  • 新しくロンジャンを買いたいけど、今持っているブーツに合うか不安…。

近年人気上昇中のロンジャンと、昔から多くのファンを抱えるワークブーツ。
両方ともレザーを主体としたアイテムであるにも関わらず、「合わない」という意見が数多く見られます。

しかし実際には合わせ方次第で、ロンジャン×ワークブーツのコーディネイトすることができます。

では「なぜ合わないと言われてしまうのか?」「どうやったら合わせられるのか?」
こういった疑問に対して、実際にロンジャンとワークブーツを合わせてコーデしている僕が、合わないと言われてしまう理由合わせるためのコツを解説します。

実際にルイスレザーアディクトクローズ666のライダースとレッドウィングなどのワークブーツを合わせたコーデ例を載せているので、参考にしていただけたら嬉しいです。

ロンジャンの特徴

ロンジャンはUKライダース、英国ライダースとも呼ばれます。
名前の通り、イギリス・ロンドンを中心に長い歴史を持つジャケットの1つです。

発祥国イギリスの歴史的・文化的な影響を強く受けているため、アメリカを起源とするアメジャンとは異なる特徴を有しています。
同じ”ライダースジャケット”でも発祥国が違えば、全くの別物になるということです。

では一体どんな特徴を持っているのか。それを詳しく解説していきます。

ファッション性の高いデザイン

ロンジャンの外観上の特徴としてよく上がるのが、”ファッション性が高い”というもの。
具体的にはフロントベルト、エポレット、アクションプリーツを廃したスマートなデザイン。

対してアメリカの伝統的なライダースジャケット、通称アメジャンはゴツいフロントベルトやアクセントとなるエポレット、可動性を追求したアクションプリーツなど、ロンジャンにはないディテールを有しています。

こうした外観上の特徴から「カジュアルなコーデにライダースをといえばロンジャン」と言われることもあります。

ゴツいアメジャンだとどうしても合わせるアイテムを考えてしまうという方でも、ロンジャンならば普段のコーデにすんなり馴染みます。
それでいてコーデの主役にもなってくれるので、ファッション性の高さに定評があることは間違いありません。

着丈が長く、細身のシルエット

ロンジャンブランドの老舗であるルイスレザーは、元々テーラー(スーツの仕立て屋)をしていた時期があります。
こうした背景から、ルイスレザーをはじめとしたロンジャンでは”オーダー方式”が取り入れられ、着用者の身体にぴったりと合うように仕立てられています。

もちろんオーダーでない吊るし販売のジャケットにも仕立ての良さが発揮されており、まるでスーツを着ているかのようなスタイリッシュなフィット感を得ることができます。

イギリスといえばスーツのメッカでもあるので、国の文化が反映されていると言えますね。

加えて着丈が長いことも特徴です。
これは単なる仕立ての結果ではなく、後述するバイク文化が背景となっています。

カフェレーサーに適したディテール

イギリスの伝統的なバイクと聞けば、カフェレーサーバイクを思い浮かべる方も少なくないと思います。

Triumph(トライアンフ)やNorton(ノートン)、Royal Enfield(ロイヤルエンフィールド)といったバイクは、カフェレーサータイプのバイクを世に出してきたのが特徴で、彼らが作るそのスタイルはイギリスを含む多くの国で愛されてきました。

カフェレーサーバイクは前傾姿勢で乗るため、背中が出ないようにイギリスのライダースジャケットには着丈の長さが求められました。
その結果がロンジャンの”着丈が長い”という特徴に繋がっています。

ライダースは元々、アメジャンを中心に着丈が短いジャケットが多く、コーデの難しさが指摘されることも少なありません。
着丈が短いとどうしてもヴィンテージコーデ感が強くなってしまい、普段着ている現代の洋服に合いづらいことも多々あるでしょう。

着丈が長いライダースであればこの課題を解決できるので、最初にあげた”ファッション性の高さ”にも繋がります。

パンクロッカーの愛用者が多い

イギリスを象徴する文化として忘れてはならないのがパンクロック。

セックス・ピストルズ、ザ・クラッシュ、ザ・ダムドといったパンクロックバンドが1976〜1977年のイギリスを席巻し、ブームが終息した後も根強いファンを抱えています。
もちろん現代にもファンが多く、中でもシド・ヴィシャスとジョニー・ロットンはロンドン・パンクの象徴として神格化されています。

そんな彼らが着用したのがロンジャン。
ファッション性の高さや細身のシルエットから、パンクシーンのステージ衣装としても取り入れられました。

こういった背景から”ライダース=ロックバンド”のイメージが世の中に浸透。
ライダース=バイクというギア的要素だけではない、ファッションとしてのライダースジャケットが定着していきました。

シープスキンとホースハイドが多い

ロンジャンの多くはシープスキン(成羊の革)ホースハイド(馬の革)で作られています。

ライダースジャケットといえば牛革を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、ロンジャンは違うのです。

イギリスでは古くから牧羊が盛んで、食肉の副産物として得られる皮も羊の皮が多かったことが背景となっています。
一方アメリカでは養牛が世界有数の大規模産業として成り立っており、アメリカ性の革製品にも牛革が多く使われてきました。

また希少性の高い馬革も数多く取り入れているのがロンジャンの特徴です。
そのハードながらスタリッシュなデザインに合う素材として、馬革は最適な素材でした。

現代でこそカウハイド(雌の成牛の革)のロンジャンも一般的になったものの、ヴィンテージでは圧倒的にシープ、ホースが多く出回っています。

カラージャケットが数多く存在する

ロンジャンには古くから数多くのカラージャケットが存在しています。
実際にルイスレザーやハイウェイマンのヴィンテージジャケットにもよく見られますね。

背景として、先述したようにオーダー制を取り入れることが一般的であったことや、レースウェアをデザインソースにしたモデルの存在があげられます。

レースウェアといえばバイクメーカーの社名が入ったツナギが有名です。
ヴィンテージのルイスレザーには、ツナギのカラフルなカラーから着想を得て、オーダー・デザインされた個体が数多く存在します。
例としてスーパースポーツマンはツナギ風のデザインが、サイクロンにカラー×ストライプが施されている個体があります。

伝統的なブラックだけは味わえない魅力があるのも、カラージャケットの醍醐味と言えるでしょう。

そして同時にこれが、黒のアメジャンとは違うコーデを求められるという”難易度の高さ”にも繋がっています。

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【検証】ロンジャン×ワークブーツでコーディネイト

前の章でロンジャンにはアメジャンと異なる特徴があることが理解できたと思います。

こうなって課題になるのがタイトルにもある通りワークブーツとの相性ですね。

アメジャン×ワークブーツは抜群の相性を誇り、アメカジコーデの定番として確立しています。
しかし、ロンジャンに合うブーツはまだまだ発掘されていないのが現状です。

でも心配いりません。
合わせるアイテムとコーデのコツさえ理解しておけば、ロンジャン×アメカジのコーデも可能です。

ここでは、実際に僕の私物を使いながら、ロンジャン×ワークブーツのコーディネイトを紹介していきます。

ジャケットはルイスレザーアディクトクローズ666を、ブーツはレッドウィングゲッタグリップを使用。
どれも日本で人気のブランドなので、持っている人はもちろん、これから買おうと思っている人も多いはず。(ゲッタグリップはややマイナーで既に日本での展開は終了していますが)
参考にしていただけたら嬉しいです。

ルイスレザー”ライトニングタイトフィット”ベジカウ

世界的に見てもロンジャンの雄とされているルイスレザー。
ロンジャンの起源たるブランドであり、過去に数多くのバイカー、パンクロッカー、ファッショニスタに愛用されてきました。

今回主役となるのはルイスレザーの中でも最も定番とされているモデルの1つ「ライトニング」です。
僕がオーダーで作った一着であり、シルエットはタイトフィット、レザーはベジカウとなっています。

ベジカウは茶芯のカウハイドで、2020年1月からオーダーが始まった、ルイスレザーの中では比較的新しいレザーです。

それまでルイスレザーにはヴィンテージ個体を除いて茶芯のレザーはなく、典型的なロンジャンしか作れませんでした。
しかしこのベジカウの登場によって状況が一変。
茶芯レザーの無骨さを持つ、アメカジ的なルイスレザーを作れるようになりました。

ロンジャンの中でも無骨なイメージを持つベジカウならば、ワークブーツと合わせることも難しくありません。
茶芯のエンジニアベージュラフアウトのエンジニアなど、典型的なアメリカンワークブーツにもすんなり馴染みます。
アメカジコーデで使っているアメジャンを、そのままベジカウ仕様のルイスに置き換えればOKです。

本コーデのポイントをまとめます。

  • 茶芯のロンジャン自体に無骨なイメージがある。
  • ワークブーツにはゴツいエンジニアを採用。
  • アイテムを活かしてアメカジスタイルで仕上げる。

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このコーデはまだイージーな部類。
次からは一気に難易度が高くなるので、注目して読んでください!

アディクトクローズ”AD-03CS”

アディクトクローズ富山店(現・アーカイブス)の5周年を記念したモデルです。

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ダークブルーをベースに、イエローのラインが入ったレーシーなカラーライダースです。
シルエットはいわゆる”サイクロン型”と呼ばれるもの。
素材もシープスキンなので、冒頭にあげた特徴を多く満たしている典型的なロンジャンと言えます。

質問者さん
質問者さん

パッと見ブラックだから普段通りのライダースコーデで良いのでは?

と思われる方も多いかもしれませんが、少しの違いが全体のコーデに大きく影響を与えるのがファッションの世界。
ダークブルーはれっきとしたカラーレザーであり、イエローラインのインパクトも無視できないレベルです。
ワークブーツに合わせる難易度は高いですよ。

そんなAD-03CSに合わせるブーツとして僕が選んだのが、レッドウィングのカーキアイアンレンジャーベージュラフアウトエンジニア

カーキのアイアンレンジャー

限定AD-03CSと黒ボトムス、レッドウィング8078を合わせてみました。
ダークブルー×イエローラインにバッチリハマってくれるのがカーキカラー。

アイアンレンジャーのスタイリッシュなデザインはロンジャンにもハマりやすいのでおすすめ。
ブーツもカラーレザー(今回はカーキ)だとジャケットとの統一感も出ます。

本コーデのポイントをまとめます。

  • ダークブルー×イエロー×カーキが相性抜群。
  • ジャケットだけでなくブーツにもカラーレザーを採用。
  • アイアンレンジャーのデザインがロンジャンにマッチ。

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また、アディクトクローズのライダース重ね着用アウターにもカーキカラーが存在します。
他にもモッズコートなど、カーキのアウターはたくさんありますよね。
カーキのブーツはこれらのアウターとの色合わせにも、非常に便利なのです。

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ベージュのラフアウトエンジニア

カラージャケットを主役としたコーデにおいて、大活躍するのがベージュのラフアウトエンジニア。
実際にターコイズブルーやレッドのロンジャンとも抜群の相性を見せてくれます。

エンジニアのシンプルなデザインもロンジャンの洗練されたデザインにマッチしています。

カーキのボトムスとベージュラフアウトの相性の良さはもちろん。
さらにそれがダークブルー×イエローラインのロンジャンにもバッチリハマっています。

実はこれ、上から下にかけて段階的に色を合わせているんです。
まずダークブルー×カーキの相性◎、次に中間に置いたカーキとベージュの相性◎、最後にベージュ×ダークブルーの相性も◎です。
おまけにイエローライン×ベージュも差し色合わせの効果があり、全体のバランスを整えます。

本コーデのポイントをまとめます。

  • ベージュラフアウトエンジニア自体がカラーライダースのセットとして有名。
  • エンジニアのシンプルなデザインはロンジャンにも合いやすい。
  • ダークブルー、カーキ、ベージュを上から下にかけて段階的に合わせる。
  • イエローとベージュが同系色として、差し色の機能を合わせ持つ。

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上にカーキのアウターを羽織っても良いですね。
アディクトクローズから出ているライダース専用アウターを合わせれば、真冬にも対応できます。

アースカラーやラフアウトが暖かみある印象にしてくれます。
重くなりがちの冬のライダースコーデの味方です。

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僕が666でオーダーしたオリジナルライダースがこちら。

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ベースとなったモデルは「LJM-10TF タイトフィットフロントベルトライダースジャケット」
アメリカンライダースにも見えますが、アクションプリーツを廃していたり袖ジップが前に付いていたりボールチェーンジップになっていたりと、ロンジャンの要素も合わせ持っています。
米英折衷モデルと言うのが妥当でしょうか。

純粋なロンジャンではありませんが、ロンジャンディテールを持っており、カラーレザーということもあって、今回検証に使いました。

また、黒×白のジョニーサンダースカラーもパンクロックを彷彿とさせるので、その点でもロンジャンの要素が強いと言えますね。

ゲッタグリップの黒白ツートンエンジニア

本記事で紹介する中で最も変則的なコーデがこちら。
ゲッタグリップの黒白ツートンエンジニアと合わせてみました。

ジャケットとブーツの色合わせができているのが特徴です。
また、両方パンクのイメージを持つアイテムなので、イメージ合わせもできています。

ゲッタグリップはドクターマーチンの姉妹ブランドです。
ドクターマーチンもパンクと深い関連性を持つブランドなので、ゲッタグリップがパンクファッションに馴染むのは当然と言えます。

残念なことに既に日本からは撤退しており、新品での購入は不可能。
この黒白モデルもずいぶん前に販売されていたものなので、入手には苦労を要します。

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しかし再現性がないわけではありません。
黒×白のエンジニアブーツは近年でも発売されるケースがあります。比較的最近でいうとトイズマッコイから発売されましたね。
他にもブーツのオーダーを行っているメーカーであれば、黒×白のエンジニアを作ってもらえる可能性があります。

本コーデのポイントをまとめます。

  • ライダースとブーツが両方黒×白であり、色が合っている。
  • 666とゲッタグリップが両方パンクブランドであり、イメージが合っている。
  • 黒×白のエンジニアブーツの入手が課題。

ベージュのラフアウトエンジニア

ライトブルーのジーンズとベージュのラフアウトエンジニアは鉄板の組み合わせとして知られています。

レザーを主体とするコーデにありがちな”重さ”を感じさせないのが特徴で、全体の雰囲気を軽やかになります。
また、暖かみのある雰囲気があり、冬から春にかけてと季節の幅が広い点もメリットです。

先述したように、ベージュのラフアウトエンジニアはカラーライダースのセットとしても有名です。
今回のような黒×白のモノトーンカラーにも馴染んでしまうほど、抜群の相性を見せてくれます。

本コーデのポイントをまとめます。

  • ライトブルー×ベージュの組み合わせが、カラーライダースの軽やかさを合っている。
  • ベージュラフアウトエンジニア自体がカラーライダースのセットとして有名。

着用したアイテムの記事もご覧ください。

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ロンジャンとワークブーツが合わないと言われる理由

質問者さん
質問者さん

さっきのコーデを見たらワークブーツとも合いそうなものだけど、そもそもどうして合いづらいと言われているの?

ロンジャンとワークブーツが合いづらいと言われる理由には、以下の点があげられます。

  • 雰囲気は異なるのに素材が似ているせいで、ハズしに使えないから。
  • カラージャケットに似合うカラーブーツがあまり存在しないから。
  • 発祥国が異なるもの同士のため、文化的な違いが生じてしまうから。

それぞれ詳しく解説していきます。

雰囲気は異なるのに素材が似ているせいで、ハズしに使えないから

先ほど見てきた分かったように、ロンジャンとワークブーツは異なる雰囲気を持つアイテムです。
しかし素材は同じレザー。こうなると”ハズし”に使えないんですね。

ハズしに使える例が「スーツ×スニーカー」です。
これらは雰囲気、素材ともに似ていないものどうしなので、ハズしとして使えます。
ハズしは似ていないからこそできる芸当なのです。

ロンジャン×ワークブーツだとハズしにも見えないし、マッチしているようにも見えません。
素材が似てしまっているのがミスマッチが起きる要因ですね。

カラーライダースに合うカラーブーツがあまり存在しないから

カラーライダースの良さを最大限に活かすことのできる「カラーワークブーツ」があまり存在しないことも理由ですね。
先ほどのコーデではカーキ黒白ツートンを紹介しましたが、こういったカラーブーツはまだまだ少ないのが現状です。

やはりライダースの足元にはブーツが一番似合います。
カラーブーツの選択肢が増えれば一気に解決に近づくのになぁと思っています。

近年レッドウィングからは珍しいカラーのワークブーツが多数登場しています。
お見せしたカーキのアイアンレンジャー8078もその1つ。
他にもグレー、ライトブルー、ピンクといったカラーも発売されているので、今後のカラー展開に期待が高まります。

889080868087についても個別記事を書いていますので、気になる方はぜひご覧ください。

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発祥国が異なるものどうしのため、文化的な違いが生じてしまうから

ロンジャンはイギリスが起源で、ワークブーツの大半はアメリカが起源です。
国が違えばどうしても文化的な差異は生じてしまいます。

実際に、発祥国が同じブランドどうしが、抜群の相性を見せる例もあります。

アメリカ由来の例

  • アメジャン×Levi'sのジーンズ
  • アメジャン×RED WINGのワークブーツ
  • アメジャン×Ray-Banのサングラス

イギリス由来の例

  • ロンジャン×タータンチェックパンツ
  • ロンジャン×Dr. Martensのブーツ

発祥国が同じアイテムやブランドどうしのほうが、合いやすい傾向は確かにあると感じています。

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ロンジャンに合うブーツブランド3選

最後に、ロンジャンに合いやすいブーツブランドを3つほど紹介します。

イギリス発祥のブランドロンジャン専門のブランドをピックアップしているので、間違いなく合う一足が見つかるはずです。

「ルイスレザー」でロッカーズコーデ

1つ目はルイスレザーです。
ルイスレザーはレーシングブーツを販売しています。
ワークブーツではありませんが、中にはエンジニアブーツ風のモデルもあります。

ロングブーツの中に、シーブーツソックス(ロッカーズソックス)の上部を折り返して履くのが、ロッカーズコーデの定番です。
ロンジャンを着てカフェレーサーにまたがり、ロッカーズを気取りたい方におすすめ。

ルイスレザー自体がロンジャン専門ブランドでもあるので、相性の良さは疑う余地がありません。

「アディクトブーツ」でカジュアルコーデ

日本発のロンジャン専門ブランド「アディクトクローズ」には、「アディクトブーツ」というブーツラインが存在します。

ロンジャンブランドが作っているという統一感はもちろんのこと、カジュアルシーンに合うブーツを展開いているのが大きな特徴です。
先ほどのルイスレザーのブーツはどれもレーシーなモデルで、普段使いにはやや不向きと言わざるを得ません。

その点、アディクトブーツは”アメカジっぽさを取り入れつつも、ブリティッシュな雰囲気を持つ”という、絶妙なバランス感がポイント。
イギリス版のワークブーツとも言える存在です。

ロンジャン以外にも幅広いコーデに馴染むブーツたちなので、カジュアル派の方にはぜひ手に取って見ていただきたいと思っています。

「ドクターマーチン」でパンクコーデ

ドクターマーチンはパンクロックと深い関連性を持つブランドなので、ロンジャンをパンクに着こなしたいという方にはおすすめ。

コストパフォーマンスに優れており、販売ルートも豊富なため、あげた3ブランドの中でも、最も入手が容易である点も見逃せません。

近年日本ではブームが見られ、街で見かける機会も多くなってきました。
それに伴って新作もどんどんリリースされているので、ロンジャンに合わせたい一足が必ず見つかるはず!

【まとめ】合わせ方次第でロンジャン×ワークブーツのコーデも可能

本記事をまとめます。

  • ロンジャンは発祥国であるイギリスの歴史的・文化的な影響を強く受けており、アメジャンとは別物だと言える。
  • ロンジャン×ワークブーツのコーディネイトを6つほど紹介した。それぞれ合わせる際のポイントをまとめている。
  • ロンジャンとワークブーツが合わないと言われる理由は3つある。①ハズしに使えないから。②カラーブーツが少ないから。③発祥国が異なるから。
  • ロンジャンに合うブーツブランドを3つ紹介した。イギリス発祥のブランドやロンジャン専門ブランドのものが合いやすい。

ロンジャンにワークブーツを合わせる際には、確かにいくつか注意すべきポイントがあります。
しかし、雰囲気だけ合わせてしまえば、あとは上手くいくことが多いはず。

ロンジャンを購入する前には、合わせるブーツをあらかじめ決めておくと良いでしょう。
トータルバランスでコーデを考えられるようになれば、ファッションがもっと楽しくなるはず。

ロンジャン×ワークブーツのコーデを、ぜひ皆さんの方でも一度考案して見てください!
こんなコーデ良いな!というのがあれば、ぜひコメント欄にお書きください!
皆さんのご投稿を心よりお待ちしております!

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