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【2023年】2/10はレッドウィング創業祭!今年の皆の投稿11選

2023年2月24日

レッドウィング創業祭

読者の知りたいこと

質問者さん
質問者さん

  • SNSでハッシュタグ付きで投稿されている「レッドウィング創業祭」って何?
  • レッドウィング創業祭っていつから言われているの?
  • レッドウィング創業祭の参加条件は何?
  • レッドウィング創業祭に投稿されている皆のブーツを見たい。
  • 今年2023年の2月10日もSNSで大きな賑わいを見せた「レッドウィング創業祭」。
    昔からのファンからすると「近年言われだした謎の日」という感覚もあるかと思います。

    レッドウィングのファンである私が、実際にTwitterで「レッドウィング創業祭」に参加し、徹底調査してきました。

    レッドウィング創業祭はレッドウィング・シューカンパニーの創業日!?

    毎年2月10日にSNSで大きな盛り上がりを見せる「レッドウィング創業祭」。
    レッドウィングファンとして当然僕も参加してきました。

    レッドウィング創業祭は2016年にブロガーのHoriさんが考案したもの

    レッドウィングの日は公式のものではありません。
    2016年にブロガーのHoriさんが考案し、以降SNSで日本のレッドウィングファンたちの文化となっています。

    Horiさんは、「2ndsole.net」、「今日も晴れて幸せ!」という革靴&ブーツをテーマにしたブログを運営されている方です。

    2013年の2月10日に、SNSでベックマンブーツの投稿をする人が多く、不思議に思って調べたところ、レッドウィング・シューカンパニーの創業日でした。
    2/10を盛り上げるために、ファン同士で共有できる言葉として「レッドウィング創業祭」を思い付き、Twitterで呼びかけていました。

    SNSで投稿を呼びかけたところ、これが大反響を巻き起こし、今ではレッドウィングファンのみならず、レッドウィングジャパンの元代表 鈴木理也さんや、YouTuberたちの投稿もあるほどです。

    レッドウィング創業祭というイベント名の由来は、

    誕生日といえばお祝い。
    レッドウィングはシューメーカーですから、その製品を履くというのが一番のお祝いではないでしょうか。

    引用:2ndsole.net「2月10日はレッドウィング113回目の誕生日!【レッドウィング創業祭】開催のお知らせ」

    というもの。
    こういった素敵なイベントを考えてくれたHoriさんに感謝です。

    今はもうHoriさん自身は投稿をされていないようです。
    多数の投稿が上がるようになり、手を離れたのでしょう。

    ちなみに、Horiさんはこれとよく似たイベントである「レッドウィングの日」の考案者でもあります。
    レッドウィングの日についても記事を書いていますので、併せて読むことでブーツライフがより楽しくなるはずです。

     

    レッドウィングの日のロゴ

    引用:2ndsole.net「10月12日【レッドウィングの日】のお知らせ」

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    レッドウィング・シューカンパニーの創業日が2/10であることを示す根拠(出典)はない

    Horiさんのブログのレッドウィング創業祭の記事に、レッドウィング・シューカンパニーの創業日が2/10であることを示す根拠(出典)はありませんでした。
    僕自身でも調べてみましたが、正確な創業日は不明でした。

    レッドウィングジャパン元代表鈴木理也さんとレッドウィングファンの会話から、日にち自体はあいまいなものだと予想されます。
    2月10日というのは、あくまでもファンたちによる祭りの日と捉えるのがよいです。

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    2月10日はレッドウィングを履いて出かけて、SNSで投稿しよう!

    レッドウィングの日の参加条件は下の2つです。

    • 条件①:レッドウィングを履く
    • 条件②:SNSに「レッドウィング創業祭」の#(ハッシュタグ)付きで投稿

    しかし実際には履かずに写真だけ投稿している人も多くいらっしゃいます。
    それでもレッドウィングの創業日を祝う気持ちは同じです。
    履いての参加ができない人はスマホの中にある写真を投稿しましょう!

    ハッシュタグで検索をかけられるので、レッドウィングのファンの自慢のブーツたちが見られる良い機会でもあります。
    珍しいモデルが見つかれば投稿に返信するのも面白いです。
    レッドウィング創業祭を通じて、ファン同士の交流が生まれやすいのも良いですね!

    レッドウィングジャパン元代表「鈴木理也さん」の投稿

    鈴木理也さんが履かれているのは、ベックマンフラットボックスです。
    このベックマンフラットボックスは、一般販売された9062(現在は廃盤)ではなく、レッドウィング社内で企画時に作成されたプロトタイプの可能性があります。

    WEBメディアDig-itに、モヒカン小川さん(Lightningの記者)が鈴木理也さんにベックマンフラットボックスについて取材した記事が上がっています。
    記事に登場するプロトタイプが鈴木理也さんに愛用されて長年履き込まれていたことから、投稿のブーツもこのプロトタイプである可能性があります。

    Dig-it:「思わずため息……。レッド・ウィング・ジャパン代表が愛するこの世に一足しかないブーツ。」

    レッドウィングの創業年である1905年の刻印と共に撮った写真を、レッドウィング創業祭の写真に選ぶあたりが粋です。

     

    また、ベックマンフラットボックス 9060も投稿されています。
    かつてご自身が企画された大ヒットモデルであるベックマンフラットボックスへの思い入れが伝わってきます。

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    YouTuberたちの投稿

    YouTuberの2名の投稿を見ていきましょう。

    Heritage R.W.さん

    レッドウィング愛好家のHeritage R.W.さん。
    撮影スタジオでもあるブーツ部屋の写真を投稿されています。既に廃盤になったモデルや限定コラボモデルも多数確認できます。

    2023年2月現在は動画投稿を休止されていますが、いつかここに映るレア物を紹介してくれる日を楽しみにしています。

    ※ハッシュタグにはレッドウィングの日とありますが、レッドウィング創業祭にtweetされたものです。

    ふくろうさん

    2021年10月28日にYouTube初投稿。
    ベックマンフラットボックスに関する動画を多く上げています。

    レッドウィング創業祭での投稿もやはりベックマンフラットボックス。
    エイジングによりつま先が低くなり、茶芯もガッツリ出ています。
    ベックマンフラットボックスの購入意欲を掻き立てる1枚ですね。

    ※ハッシュタグにはレッドウィングの日とありますが、レッドウィング創業祭にtweetされたものです。

    カスタム品の投稿

    カスタム品の投稿を見ていきましょう。

    8875×純正ジッパーユニット

    レッドウィング8875に、同じオロラセットポーテージを使った純正ジッパーユニットを装着しています。
    オロラセットポーテージのジッパーユニットは既に廃盤のため(第2弾で発売されなかった)、入手方法は中古市場に限定されます。
    大事に育ててほしい1足です。

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    8179×ブラックソール×他社製ジッパーユニット

    ブラックのアイリッシュセッター8179をブラックソールにリソール。
    これだけでオールブラックになり、男らしい雰囲気が高まります。

    さらにブラックレザー×ゴールドジッパーの他社製ジッパーユニットを装着。
    オールブラックの中に覗くゴールドが目を引く1足に仕上がりました。

    エンジニア×シフトガード

    バイク乗りにも愛用されるレッドウィングのエンジニアブーツ。
    これをよりバイク仕様にするために、シフトガードのカスタムを施しています。

    効果として、シフトチェンジの際に起こる傷の防止や、外観にアクセントをプラスする効果があります。
    バイクでできた傷を味として楽しむもよし、傷から守って大事に使うもよし。
    レッドウィングの楽しみ方は無限大です。

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    廃盤品・レア物の投稿

    廃盤品やレア物の投稿を見ていきましょう。

    2268(PT91)の茶芯の個体

    ヴィンテージ・レッドウィングと聞いて多くの人の頭に浮かぶのがこの2268(PT91)です。
    現行の2268と異なり、ストーブパイプと呼ばれる細いシャフトやプレス式製法のバックルを備えています。

    極めつけに茶芯の個体が存在します。
    茶芯の個体は中古市場でも特に高値で取引されています。

    投稿されているブーツはガッツリ履き込まれた茶芯の個体です。
    THE・ヴィンテージ・レッドウィングの名に恥じない、圧巻の1足です。

    この2268(PT91)を復刻したのが9268です。
    9268の記事を書いていますので、ぜひご覧ください。

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    8270 ナイフポケット付きエンジニアブーツ

    レッドウィングのエンジニアブーツの中でも幻のモデルと名高いナイフポケット付きです。
    品番は8270。

    2268(PT91)の茶芯個体も十分貴重なのですが、それよりも圧倒的に玉数が少なく、きれいな状態の物や自分のサイズの物を見つけるのは非常に困難です。
    こちらも茶芯の個体が存在します。
    ゴールデンサイズ(US8前後)の茶芯デッドストックともなれば、中古市場でどの程度の値が付くか分からないレベルです。

    ヴィンテージエンジニア好きとして、個人的に欲しいモデルの1つです。

    ハンツマン

    写真のブーツは手前(左)から、ベックマンフラットボックス、ブラックスミス、ハンツマンです。
    真ん中のブラックスミスは、おそらくフックアイレットが通常の穴タイプに変更されています。

    どれも茶芯ブーツですね。
    一番奥(右)のハンツマンはレッドウィング110周年として、2015年に限定発売されたモデル。
    それにちなんで品番も2015です。

    ヴィンテージのビリーブーツによく似たデザインが話題を呼び、今でも中古市場で盛んに取引されている人気モデルです。

    8829 ビリーブーツ

    後列の8インチアイリッシュセッターモックトゥたちが目を引く写真ですね。
    中でも一番右の8829 ビリーブーツは非常にレアなモデルです。

    写真が切れていて見づらいのですが、先ほど紹介したHeritage R.W.さんが過去に8829についての投稿をされています。

    ブラッククロンダイク(茶芯)の8インチアイリッシュセッターモックトゥであり、右足にナイフポケットと、フックアイレットを備えています。
    これらは他の8インチアイリッシュセッターモックトゥには見られない特徴です。

    2019年11月21日の12時から、レッドウィングジャパン公式HPで販売されました。
    8829は元々、同年秋に北米とヨーロッパで発売されていた海外モデルであり、それまでは個人輸入などのごく限られた方法でしか入手できないモデルでした。
    それが日本で公式から買えると話題を呼び、オンラインは即日完売しました。

    今でも探されている方が多いモデルです。
    限定モデルであること、8インチモックトゥ、ブラッククロンダイク(茶芯)と、似たコンセプトを持つハンツマンに比べても玉数が少なく、中古市場でも自分のサイズを見つけるのが難しいモデルです。

    個人的に今一番欲しいブーツです。

    まとめ

    本記事をまとめます。

    • レッドウィング創業祭は、ブロガーのHoriさんがSNSで呼びかけて作った日。
    • レッドウィング・シューカンパニーの創業日が2/10であることを示す根拠(出典)はない。
    • 2016年2月10日が初で、以降日本のレッドウィングファンの文化となっている。
    • 2月10日にレッドウィングを履いて、ハッシュタグ付きで投稿すればOK。
    • レッドウィング元代表やYouTuberたちも投稿している。
    • なかなか見られないレアなブーツが多数見られる。

    日本のレッドウィングファンにとっては大事なイベントとなっている「レッドウィング創業祭」。
    自慢の相棒を皆に見てもらえる良い機会になります。
    今年参加できなかった人は来年ぜひ参加をしてみてください。

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