読者の知りたいこと
レッドウィングの純正ジッパーユニット第2弾が11月19日に発売されました。
ずっと再販を待ち望んでいたという方もいらっしゃると思います。
購入を迷っているという方や、情報収集してから買いたいという方向けに、実際に所有している僕が徹底解説していきます。
僕は第1弾と第2弾の両方を所有しているので、レッドウィングの純正ジッパーユニットについて詳しく知りたい方にはおすすめの記事になっています。
レッドウィングの純正ジッパーユニットについて解説
レッドウィングのジッパーユニットがどんなアイテムなのか。その特徴をまとめて解説します。
ジッパーユニットでファイヤーマンブーツ風にカスタム!
ジッパーユニットはファイヤーマンブーツのジップアップパーツをデザインソースとしています。
ファイヤーマンとは消防士のことです。
そしてファイヤーマンブーツとは、消火活動のときに履くブーツではありません。
ファイヤーマンたちが履いているいつものブーツのことです。
アメリカのファイヤーマンたちは消火活動に行く前に、履いているブーツを脱いで耐火性の消火活動用ブーツに履き替えます。
このときに素早く履き替えられるように、履いているブーツをジップアップブーツに変換できるパーツを取り付けていました。
普段靴としてのブーツが主流だった時代、靴ひもをほどいて脱いでいるようでは、一刻を争う現場の仕事に対応できません。
それを解決するパーツとして常にファイヤーマンとともにあった…。そんなヘリテージなパーツです。
今でもこのデザインはワークブーツブランドによってモチーフとして使われています。
レッドウィングのビームズ別注モデルである8862には、ジッパーユニットが同梱されていました。
今でも中古市場で売買がされていることを考えると、根強い人気が伺えます。
8862の人気の理由の1つがジッパーユニット仕様でした。
8862受取完了👍
カッコいい😆#レッドウィング#beams pic.twitter.com/GGdMkJNRyA— 渡部べち助 (@vech1suke) July 15, 2020
またWESCOやチペワといったワークブーツブランドからもジッパーユニット仕様のブーツが発売されています。
WESCO JAPANへBEE OILを買いに行って来た。クロムハーツ ファイヤーマンブーツのメンテナンス / https://t.co/ao2ejD3Qyz pic.twitter.com/rx0yfX0dSN
— sanasuke (@sanasuke) October 22, 2018
以前母親に買ったチペワのファイヤーマンブーツ。
US4.5ってサイズだからかシャフトが細すぎてジッパーで脱ぎ履き出来ず……。
なんとなくジッパーをマーチンに付け替えたらなんかパンクに…嫌いじゃない。 pic.twitter.com/rQcMpeywsw— フユトラ (@Huyutora029) January 28, 2018
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レッドウィングの純正ジッパーユニット第1弾にはこんなメリット&デメリットがあった!
レッドウィングの純正ジッパーユニット第1弾は2020年11月27日に発売されました。価格は¥7,900+税。
純正ジッパーユニット第1弾のメリット&デメリットは以下の通りでした。
【メリット】
- ブーツの脱ぎ履きが楽になる。
- 取り付けるだけでブーツの印象を変えられる。
- タンの部分をブラッシングしやすい。
「ブーツの脱ぎ履きが楽になる」ことは画期的です。
靴ひもだとどうしても脱ぎ履きに時間と手間がかかります。それがジップを開閉するだけになるので、とても楽になりますね。
ファイヤーマンブーツの利点が活きています。
今までレッドウィングのブーツのカスタムといったら靴ひも、ソール、リカラーで、そのときの気分で手軽に変えられるのは靴ひものみでした。
靴ひもに飽きたらジッパーユニットにしたらよいし、ジッパーユニットに飽きたら靴ひもに戻せばよい。こんなスイッチが可能です。
タンの部分にはどうしても汚れがたまりやすいです。
履く度に靴ひもを取ってタンまでブラッシングする人はいないでしょう。ブラッシングするのはクリームでケアするときくらいです。
ジッパーユニットならジップを下げるだけでタンのブラッシングが可能です。
【デメリット】
- ホールド感が靴ひもに比べて緩い。
- ブーツ本体とユニット部で革のエイジング差が出る。
- タンが靴ひもとすれないのでエイジングしない。
ジッパーユニットと靴ひもを比べると、靴ひもの方が調整を細かく行えるため、ホールド感が出しやすいです。
ジッパーユニットを取り付ける段階で、履いてフィット感を見ながら取り付けると、ホールド感が向上します。
エイジングが進んだ状態のブーツ本体と新品のジッパーユニットで、エイジングに差が出ます。
とはいえ、ジッパーユニットを付けて履き込んでいけばそのうち馴染んでいきます。
ジッパーユニットもレザーでできているので、履き込んで味が出てくるとケアが必要になってきます。
下の記事でレッドウィングのレザーのケア方法を解説しているので、興味のある方はご覧ください。
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タンは靴ひもとすれることによるエイジングが起きやすい部分です。特に茶芯のブーツだとそれが分かりやすいです。
ジッパーユニットはタンとすれることがないため、タン部分のエイジングは進まなくなります。
デメリットもあるものの、メリットがファンに支持されて大人気に。
発売後まもなく売り切れてしまいました。
特に僕も持っているブラッククロンダイクが人気だった印象です(中古市場でも価格が高め)。
継続して生産・入荷があれば良かったのですが、残念ながら再入荷はありませんでした。
(レッドウィングではこのように、一度しか作らず、再生産がないモデルが見られます)
ジッパーユニットの再販を望む声も多く、直営店や正規取扱店によく問い合わせがあったことがレッドウィング公式から語られています。
再販されなかったことで中古市場の価格が上がり、ブラッククロンダイクのものは2~3万円で取引されていました。
僕がメルカリで購入したブラッククロンダイクの新品Sサイズは¥18,000。元の¥8,690(税込み)の約2倍にまで跳ね上がっていました。
そして2022年10月14日にレッドウィング公式YouTubeチャンネルから1本の動画が上がります。
2年の月日を経てようやくジッパーユニットの再販が決定しました。
これが次に紹介するレッドウィング純正ジッパーユニット第2弾です。
レッドウィングの純正ジッパーユニット第2弾が11月19日に発売!
2020年11月27日の第1弾発売から2年の月日を経た2022年11月19日に、待望の第2弾が発売されました。
レザー展開はホーソーンアビレーンラフアウト、オロレガシー、カッパーラフ&タフ、ブラッククロンダイク、ブラックプレーリー(クロンダイクから変更)、ブラックハーネス(2024年10月に追加)の6種類。
価格は第1弾と同じ¥7,900+税です。
今回は6インチハイト(ハトメ7個)用のみの展開です。
サイズは前回と異なりフリーサイズです。
僕が購入したのはブラッククロンダイクとブラックプレーリーです。
所有している8849のUS7に取り付けました。
まさか今回もブラッククロンダイクでジッパーユニット作ってくれるとは思っていなかったので、茶芯の6インチモックトゥのユーザーとしてはうれしいですね。
2023年春には8インチハイト(ハトメ10個)用も第2弾仕様で発売
2022年11月の発売時には6インチハイト(ハトメ7個)用しかありませんでしたが、2023年春に8インチハイト(ハトメ10個)用も第2弾仕様で発売されます。
今回のラインナップはオロレガシーのみです。
ジッパーユニット第1弾と第2弾を比較!5つの違いを解説
第1弾と第2弾には5つの違いがあります。
違い②:金具部分のカラーが異なる
違い③:第1弾は立体形状、第2弾はフラット形状
違い④:第1弾はS~Lの3サイズ展開、第2弾はフリーサイズ
違い⑤:WOMEN'S用も発売予定
それぞれ解説していきます。
また、今回の写真は9874とブラッククロンダイク(第1弾)のジッパーユニット、8849とブラッククロンダイク(第2弾)のジッパーユニットです。
9874および8849は下の記事で個別に解説しています。興味のある方はご覧ください。
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レッドウィング 9874ってどんなブーツ?(茶芯のエイジングが魅力/廃盤の真偽)
続きを見る
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レッドウィング 8849ってどんなブーツ?(9874との違いとは?)
続きを見る
違い①:採用されているレザーが異なる
まずラインナップされているレザーが異なります。
第1弾で採用されたレザーはホーソーンアビレーンラフアウト(追加ラインナップ)、オロレガシー、オロラセット、ブラッククロンダイク、スレートミュールスキナーラフアウト(追加ラインナップ)の5種類。
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第2弾はホーソーンアビレーンラフアウト、オロレガシー、カッパーラフ&タフ、ブラッククロンダイク、ブラックプレーリー(追加ラインナップ)、ブラックハーネス(追加ラインナップ)の6種類。
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ホーソーンアビレーンラフアウト、オロレガシー、ブラッククロンダイクは前回から引き続き採用されましたが、オロラセット、スレートミュールスキナーラフアウトの2つはジッパーユニットとしては廃盤になりました。
オロラセット、スレートミュールスキナーが廃盤になった理由について、僕は次のように仮説を立てています。
- オロラセットは日本市場をメインターゲットとして企画されたレザーなので、レッドウィングジャパンのラインナップの海外共通化の波を受けて廃盤にしたのではないか。
- 一風変わったグレーラフアウトのスレートミュールスキナーは、ずっとラインナップされ続けるような色味ではないため、ここで廃盤にしたのではないか。
オロラセットは日本で人気なので、廃盤決定が悔やまれるという方も多いと思います。
また、スレートミュールスキナーのような特殊な色味のレザーは、一時期的なラインナップとなる傾向が強いと、レッドウィング直営店のスタッフの方に伺いました。
それでも今回の第2弾の発売は非常にうれしいものです。多くのレッドウィングファンにとってそうであるように、僕自身も待ち望んでいました。
特に、人気の高かったブラッククロンダイクを第2弾でも採用してくれたのが良かったです。同じように喜んでおられるファンも多いと思います。
実は今回の発表を受けたとき、黒はブラックプレーリーで作るのではないかと予想していました。
公式写真で取り付けている8849がブラックプレーリーで、ブラックプレーリーは初出が海外のレザーです。
レッドウィングジャパンのラインナップの海外共通化を考えるとブラックプレーリーが妥当だと思っていましたが、予想が外れた結果です。
ところが、第2弾発売から1年半後の再販分にて、なんと僕の予想が的中。
ブラッククロンダイクがラインナップから外れ、ブラックプレーリーに変更になりました。
見た目はブラッククロンダイクとほぼ同じです。違いは断面の色の濃さくらいですね。
ただし、装着感としてはプレーリーの方がやや柔らかく、足あたりがソフトに感じました。
また、第2弾の8インチハイト(ハトメ10個)用のレザーはオロレガシーの1種類で、現行の8インチモックトゥブーツの877用に合わせたものです。
8インチモックトゥブーツは877以外は廃盤なので、第2弾では作らなかったのだと想定できます。
第1弾ではオロラセットの8インチハイト用も発売されていましたが、対象であった8877(オロラセットの8インチモックトゥ)が第1弾と第2弾の間で廃盤になっています。
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違い②:金具部分のカラーが異なる
こちらも①と同じく外観上の違いです。
第1弾ではオロレガシー、オロラセット、ホーソーンアビレーンラフアウトがゴールド、ブラッククロンダイクがシルバー、スレートミュールスキナーラフアウトがブラックでした。
第2弾はホーソーンアビレーンラフアウト、オロレガシーがゴールド、カッパーラフ&タフ、ブラッククロンダイク、ブラックプレーリーがブラックです。
個人的にカッパーラフ&タフとブラッククロンダイクにブラックのジップを採用したことは粋なチョイスだと思っています。
カッパーラフ&タフはヴィンテージの雰囲気があるレザーなので、新品感のあるシルバーやゴールドだと雰囲気が損なわれます。
ブラックが最適ですね。もしゴールドを使うのならば、くすんだ風合いにしないと合わないと思います。
ブラッククロンダイクは前回シルバーだったものを、今回はブラックに変えることで、8849に合わせやすくしたのだろうと思います。
8849はスモーキーで大人っぽいイメージがあるブーツなので、ブラックのジッパーユニットを付けることで雰囲気を高めてくれます。
また、アイレットがヴィンテージゴールドなのでシルバーが合わないことや、第1弾のときの公式写真で取り付けられていた9874の生産体制があやしくなっていることも理由としてあげられます。
レッドウィングの正規取扱店に聞いたところ、最近は9874の入荷がめっきりなくなっているようで、工場で生産をしていないのではないかとの予想をされていました。
9874は元々日本市場をメインに生産されていたので、海外共通化の波がここにも来ているのでしょう。
違い③:第1弾は立体形状、第2弾はフラット形状
第1弾は立体形状でした。
アウトドアショップなどに置いてある他社製ジッパーユニットはフラット形状しか見なかったのですが、レッドウィングから発売されたものは立体形状。
これは今までになかったフォルムで、装着感を考え抜かれた設計だと感動していました。
第2弾で発売されたものはフラット形状です。
いわゆる従来型のフォルムですが、ホールド感としてはこちらの方が上でした。
余計なすき間ができない分前回のタイプよりもホールド感がアップしており、靴ひもをかために結んで固定したときと同じホールド感です。
第1弾のデメリットにあげた「ホールド感が靴ひもに比べて緩い」をクリアした結果になります。
ブーツがジャスト~余裕がある場合は第2弾のフラット形状、きつめの場合は第1弾の立体形状が適していると考えています。
多くの人はジャスト~やや大き目を履いていると思うので、フラット形状が合う人は多いと考えています。
違い④:第1弾はS~Lの3サイズ展開、第2弾はフリーサイズ
第1弾はS~Lの3サイズ展開でした。
立体形状であったため、ブーツ本体のレース部のカーブに合うようにジッパーユニットが作られていました。
対して第2弾はフリーサイズであり、メンズUS4-13インチまで取り付けることが可能です。
大きいサイズでハトメ数が多い場合は上部のハトメを余らせます。
サイズがあると、自分のサイズが売り切れだと買えなかったり、需要の多いS、Mサイズが中古市場で高値で取引されたりといった問題があります。
今回のフリーサイズ化は良い判断だと考えます。
しかし、デメリットも存在します。
第1弾はサイズ展開があったことでブーツのサイズを問わずちゃんと合わせられるものが用意されていました。
しかし、第2弾はフリーサイズであるため、極端に小さいサイズや大きいサイズで使うと無理が生じることがあるようです。
革のねじれや、ホールド感が弱すぎるもしくは窮屈になってしまうことが考えられます。
平均的なサイズのブーツを履いておられる方ならそこまで問題にはなりません。
違い⑤:2023年夏にはWOMEN'S用も発売
第2弾ではWOMEN'Sの6インチ用のジッパーユニットも発売されました。
発売日はMEN'S発売から1年後との2023年夏です。
レザー展開はオロレガシーとブラックバウンダリーの2種類。
女性のレッドウィングファンには朗報ですね。
レッドウィングジャパンには今後、女性客を増やそうという戦略があると考えています。
そう予想する理由も、やはり海外共通化によりラインナップの制限が厳しくなり、男性の新規客の獲得が困難になっていると考えているからです。
2024年6月にまさかの再販開始!
買えなかった方に朗報です!!
2024年6月にジッパーユニットは第2弾の再販が開始されました。
レッドウィングの純正ジッパーユニットは注目度が高く、第2弾は発売初日に完売しました。
僕は発売初日に購入したのですが、僕の分を含め、ファーストロットは当日の店舗予約ですべて埋まっている状態でした。
福岡県内では第1弾のときと比べても売れるペースが早かったですね。
その後に予約分として再販が少量あったものの、期待に応えるのに十分な量は世に出ませんでした。
公式サイトからも消え、廃盤が確定したかのように思えました。
ところが、約1年の欠品期間を経て、2024年6月にまさかの再販。
今回からブラッククロンダイクがラインナップから外れ、ブラックプレーリーに変更になりました。
そして10月にはブラックハーネスもラインナップに追加。これで芯通しの黒レザーも揃ったことになります。
毎回ごく小ロットでの入荷です。
完売すればまた当分入荷しない可能性も考えられるので、欲しい方は早めのご購入をお願いします。
完売後に「欲しかったけど買えなかった…。サイトで探そう!」となればメルカリ、ヤフオクなどで定価よりも高く買うことになります。
確認したところ、2万円前後での販売です。元値の2倍以上ですね。
レッドウィング純正や第2弾の形状にこだわらない場合は、お次に紹介する代替できる社外品も検討してみてください。
第1弾の形状をそのまま再現している社外品が存在します。
第1弾の形状をそのまま再現している社外品が存在します。
【他社代替品】Penta(ペンタ)オリジナルジッパーユニット「LACE IN BOOTS ZIPPER」
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2022年9月9日に発売。
こちらの商品がレッドウィングの6インチブーツに取り付け可能です。
Pentaは広島市中区富士見町にある靴修理専門店です。
YouTubeチャンネルも開設されています(2022年11月19日現在でチャンネル登録者数2.15万人)。
オーナーの山﨑さんがレッドウィングの大ファンで、実際にレッドウィングのブーツを多数修理した実績のある方です。
企画の経緯ですが、
レッドウィング純正のジッパーユニットが廃盤になり、欲しいからPentaで作れないかという問い合わせが多くあったようです。
また、Pentaでは、「レッドウィングのブーツが欲しいけど靴ひもが面倒で買えていない…。」というお客さんを何人か見てきたようです。
ひものわずらわしさから解放してあげることで、カッコいいレッドウィングのブーツを履いてもらえるきっかけになればという思いで企画されました。
まさにリスペクトですね。
商品はレッドウィングの純正ジッパーユニット(第1弾)にそっくりですが、意匠権には問題ありません。
レッドウイングジャパンにも報告したうえで、企画製作・販売しておられます。
価格は¥6,500+税。
サイズ展開はS(US6~7.5)、M(US8~10)の2種類。
レザー展開はBLACK(茶芯/姫路レザー)、RED BROW(栃木レザー)の2種類。
黒は茶芯なのでブラッククロンダイクのものと似ており、赤茶はオロラセットのものと似ています。
オロラセットはレッドウィング純正のものが廃盤なので、代替品の登場はうれしいですね。
オリジナル要素が3つ込められています。
これらはメーカーにオーダーして作ってもらった特注仕様です。
- ジッパーユニットの上から2番目の穴だけ大きくしている。
- ひもを丁度良い長さの70cmにしている。
- ひもに芯材を入れる&やや細めにすることで穴に通しやすくする。
ひもを1番上まで通した後、上から2番目の穴に入れることを推奨しています。
こうすることでジッパーユニットの後付け感が少なくなります。
穴を大きくすることで、ひもを2回通しやすくしています。
これはレッドウィング純正にはない工夫です。
ひもを70cmにすることで、通し終わった後にひもが結びやすく、かつ余り過ぎないようにしています。
レッドウィング純正に付属しているひもの長さを図ったところ、80cm程度でした。
レッドウィング純正だと取り付けたときに余りが目立ちますので、ひもを10cm短くするのはナイスアイデアです。
穴への通しやすさと純正のひもに近い質感を意識しています。
トラひもや黒いひもは色々なメーカーから出ていますが、靴ひもメーカーにオーダーしてより適したものを作成しています。クオリティへのこだわりと意識の高さを感じます。
まとめ
本記事をまとめます。
- ジッパーユニットを使うことでファイヤーマンブーツ風のカスタムと脱ぎ履きの簡易化ができる。
- レッドウィングの純正ジッパーユニット第2弾が発売。第1弾とは5つの大きな違いがある。
- 2024年6月に第2弾の再販開始。
- 代替できる社外品が存在するのでそれもアリ。
本記事が、レッドウィングの純正ジッパーユニットが気になっている方の参考になったら幸いです。
お持ちのレッドウィングのブーツに取り付けるだけで雰囲気や機能をガラッと変えることができます。
ぜひブーツカスタムの筆頭候補にしてみてください。