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レッドウィングのフットベッド(中敷き)のおすすめは薄型!ブーツを履くと足の裏が痛い問題の対策にも!

2022年12月28日

レッドウィングのフットベッド

読者の知りたいこと

質問者さん
質問者さん
  • レッドウィングのブーツにフットベッド(中敷き)は使った方が良いの?
  • レッドウィングのフットベッド(中敷き)のおすすめはどれ?
  • ブーツを履くと足の裏が痛い…。対策はできる?
  • ブーツが大きい、または革が伸びて緩くなった…。フィット感を調整したい。

レッドウィングからは複数タイプのフットベッド(中敷き)が発売されています。
どれを買ったら良いか分からないという方のために記事を書きました。

また、ブーツを履くと足の裏が痛くなる方やブーツのフィット感が緩いという方にもおすすめの記事になっています。

実際に使用したところ、非常に良い商品であることが分かったので、その魅力を伝えます。

フットベットを使うメリットは痛み軽減とフィット感調整

ブーツにフットベッドが必要かどうかは、人によって意見が分かれます。
ここではまずフットベッドを使うことによるメリットを解説します。
ここであげるメリットが活きる場面においては、僕はフットベッドは必要だと考えます。

【メリット】

  • 足の裏の痛み軽減
  • フィット感の調整
  • 汗の吸収
  • 汚れの付着防止

これらのメリットの中でも特に効果が大きいのは「足の裏の痛み軽減」「フィット感の調整」です。
この2つの効果を目的にフットベッドを使う人が多い印象です。

「汗の吸収」と「汚れの付着防止」という効果はありますが、厚手のソックスを履いたり、定期的に中を掃除したりすることで代替が可能です。

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一方で「足の裏の痛み軽減」と「フィット感の調整」はフットベッドを使う以外の手段で解決することが困難です。
この2つの悩みを抱えている方にとっては、フットベッドが実質必須アイテムになってきます。

痛みとフィット感に問題がないなら使わなくても良い

フットベッド不要論についても触れておきます。
結論を言えば、痛みとフィット感に問題がない方にとってはフットベッドは不要です。

フットベッドには以下のようなデメリットも存在します。

【デメリット】

  • 入れると窮屈になる
  • 定期的に取り出して洗浄する手間を要する
  • グッドイヤーウェルト特有のコルクの沈み込みを邪魔する

足にジャストなサイズでブーツを履いている方にはフットベッドを推奨しません。
なぜなら、フットベッドには厚みがあり、これを入れることでフィット感が窮屈なものになってしまうからです。

そうはいっても足の裏が痛くて仕方がないという方もおられるでしょう。
そういった方には薄型のものをおすすめしています。
後述しますが、シェイプドコンフォートという一番薄いタイプがおすすめです。

フットベッドはブーツの代わりに汗を吸収してくれます。
なので入れっぱなしにせず、定期的に取り出して乾燥させる必要があります。
あまりにも匂いや汚れがひどい場合には、交換するか洗浄する必要があります。

フットベッド不要論を唱える方の意見で最も多いのが、「グッドイヤーウェルト特有のコルクの沈み込みを邪魔する」というものです。
レッドウィングなどのワークブーツはグッドイヤーウェルト製法で作られていることが一般的です。
ソール交換を行える製法の1つ(マッケイ製法なども交換が可能)なのですが、グッドイヤーウェルト製法ではソールとインソールの間にコルクを敷き詰めます。
これが履き込むごとに足の形につぶれ、足にフィットした形に変わっていくという特徴を持ちます。

引用:FRAME「グッドイヤーウェルト製法の仕組み」

フットベッドを入れてしまうと、フットベッドのクッション性によりコルクがつぶれないという理論です。
全く気にしない方がいる一方で、製法を楽しむ方もいるので、意見が分かれます。
個人的には気にしない派です。

ブーツを履くと足の裏が痛くなる2つの理由

理由の1つ目は、インソールのかたさです。
ブーツはスニーカーと違い、堅牢に、そして長持ちするようにできています。
その頑丈な作りに耐えられるように、個々のパーツにも分厚い革が用いられています。
インソールが分厚い革になっているため、クッション性が少なく、長時間歩くと痛みがでてきます。

※レッドウィングのモデルによってはクッション性のあるインソールを採用しているものもあります。

中でもエンジニアブーツは分厚い革をヒール部分で切り替えしていて、この切り替えしラインが痛みの原因となります。

理由の2つ目は、ソールのかたさです。
レッドウィングのブーツは、元々ワークブーツとして履かれていたため、仕事の内容や環境に合わせた特徴を持っています。
例えばエンジニアブーツは鉄道機関士に履かれていたため、オイルや薬品に耐性のあるソールを採用しています。
このソールが歩行に適したものかと言えば、決してそうではありません。
その頑丈さゆえにクッション性も乏しいものとなっています。

当然レッドウィングのソールの中にも、クッションクレープソールやスーパーソールといった歩行に適したクッション性の高いものも存在します。
そういったものを選ぶと足の裏が痛くなりづらいです。

これらの理由から足の裏が痛くなります。
その解決策としてフットベッドが選択肢に入ります。

ブーツのサイズが大きいときにもフットベッドが役に立つ

フットベッドはブーツのサイズが大きい場合における「フィット感調整」にも一役買います。

レッドウィングのブーツのサイズ選びは少し難しいため、誤って大きめのサイズを選んでしまった方もいると思います。
また革が伸びて買ったときよりも緩くなったという方もおられるでしょう。
そんなときにはフットベッドを使ってフィット感の調整を行うと効果的です。
実際にレッドウィングが公式にその方法を推奨しています。

  • 1サイズ以上大きい場合→厚型
  • ハーフサイズ大きい場合→中厚型
  • 微妙にサイズが合わない場合や革が伸びて緩くなった場合→薄型

といった基準でフットベッドを使うと良いです。
ぜひ試してみてください。

レッドウィングの正しいサイズ選びについて知りたい方は下の記事をご覧ください。

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【厚み別】レッドウィングのフットベッド4種の特徴を解説!

レッドウィングのフットベッドは全5種類あります。
うち1種類は特徴がほぼ似通ったものが存在するため、ここでは同じものとして扱います。
よって4種類について解説します。

基本的には厚いほどクッション性が高く、薄いほどフィット感の変化が起きづらいと考えてください。

【薄型】SHAPED COMFORT FOOTBED(シェイプドコンフォートフットベッド)

レッドウィングのフットベッドの中で最も薄いモデルです。
表面はスウェード調の吸湿性にすぐれた素材を採用。
底面は低反発ウレタン素材です。

低反発ウレタンは経年による加水分解が起きます。
ブーツを長期間履かずに保管する際(主に夏)は、フットベッドをブーツから取り出して別に保管することを推奨します。

かかと部分は衝撃を吸収するために厚みを持たせています。
全体的に薄く、限りなくフラットに近い形状をしているため、ブーツのフィット感を大きく変えることなくクッション性を持たせることができます。
足にジャストなサイズのブーツにもお使いいただけます。

WOOL SHAPED COMFORT FOOTBED(ウールシェイプドコンフォートフットベッド)という商品も存在しますが、
表面がウールに変わっただけでその他の機能に違いはありません。ここでは同じものととして扱います。

【薄型】LEATHER FOOTBED(レザーフットベッド)

レッドウィングのフットベッドの中でも薄型に分類されているモデルです。
ただしシェイプドコンフォートよりも厚めです。

表面は無垢なレザーを採用。最初から柔らかく足なじみが良好です。
底面は発砲ラバーを採用しています。

レザーなので履き込むと革の繊維が圧縮され、かたくなってきます。
クッション性がなくなったきたら交換時期です。
また、レザーなので洗浄ができません。

全体に厚みの差がないフラット形状です。ブーツのフィット感を大きく変えることがありません。
足にジャストなサイズのブーツにもお使いいただけます。

このレザーフットベッドは元々、1907という品番のブーツにセットで付属しているフットベッドであり、単品での販売はありませんでした。
この1907は45番ラストという特殊な木型を採用しており、フットベッドを入れることを前提に底部分に厚みを持たせた形状をしています。

「1907に付属しているフットベッドを単品でも販売してほしい!」という声が多く集まり、公式で単品での販売も開始したという経緯があります。

【中厚型】COMFORTFORCE FOOTBED(コンフォートフォースフットベッド)

中厚型から立体形状かつ多層構造になります。

コンフォートフォースは3層構造でできています。
表面にスウェード調の吸湿性にすぐれた素材を。
中間層に濃いグリーンの立体衝撃吸収を。
一番底には茶色のクッション素材を採用しています。

※素材の一部にウレタンを使用しているため、経年による加水分解が起きます。
ブーツを長期間履かずに保管する際(主に夏)は、フットベッドをブーツから取り出して別に保管することを推奨します。

かかとやアーチといった痛みが生じやすい部位の衝撃吸収力に優れています。

その反面、ブーツをジャストサイズで選んでいる場合は縁のないものとなります。
ハーフサイズ程度フィット感が変わってしまうほど厚みがありジャストサイズのブーツの中に入れると履けなくなります。
履き込んで革が伸びてもハーフサイズも変化しないため、元々サイズを大きく買っていた場合にのみ有効です。

【厚型】REDBED FOOTBED(レッドベッドフットベッド)

レッドウィングのフットベッドの中で最も厚いのがこのレッドベッドです。

4層構造でできており、
表面はスウェード調の吸湿性にすぐれた素材を。
2層目に黒いクッション層を。
3層目はアーチからヒールまでをしっかりとホールドする赤いカップ(かたい質感のプラスチック)を。
一番底にはかかとのポイントクッション(薄緑色)を採用しています。

※素材の一部にウレタンを使用しているため、経年による加水分解が起きます。
ブーツを長期間履かずに保管する際(主に夏)は、フットベッドをブーツから取り出して別に保管することを推奨します。

かかとをホールドするカップインソールタイプなので、しっかりと歩行をサポートしたい方向けのモデルです。
当然、クッション性もレッドウィングのフットベッドの中で最もあります。

そして中厚型のコンフォートフォース以上に、ブーツをジャストサイズで選んでいる場合は縁のないものとなります。
1サイズほどフィット感が変わってしまうため、経年で使えるようになるレベルではありません。
元々1サイズ以上大きいブーツを買っていたり、レッドベッドを入れる前提でサイズ合わせをしたりしないと入らないレベルです。

当ブログで最もおすすめしているのは薄型のシェイプドコンフォート

当ブログでは最も薄いシェイプドコンフォートをおすすめします。

まずサイズ選びの前提として、実寸通りのジャストサイズで選ぶことを推奨しているからです。
詳細は下の記事で解説しています。

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エンジニアブーツなどの一部のモデルは歩行に適しているとは言えず、履いて歩くと足の裏が痛くなります。
エンジニアブーツでなくても経年で革が伸びることで、フィット感が変わってしまうことはよくあることです。

こんなときに「足の裏の痛み軽減」と「フィット感の調整」を行うには、薄型フットベッドを使うことが最も効果的な解決策になるからです。
ジャストサイズで選んでいるので厚型のフットベッドは使えませんが、薄型のものは使えます。

薄型の中でもシェイプドコンフォートを選択する理由ですが、
レザーフットベッドに比べて薄いため、過度に窮屈にならずに済みます。
また、レザーフットベッドと違って使い込むうちにかたくなることもありません。
以上がシェイプドコンフォートをおすすめする理由です。

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まとめ

本記事をまとめます。

  • フットベットを使うメリットは痛み軽減とフィット感調整。
  • 痛みとフィット感に問題がないならフットベッドは必要ない。
  • レッドウィングからは複数のフットベッドが出ており、薄型、中厚型、厚型がある。手持ちのブーツに使えるかを考えて選ぼう。
  • 当ブログで推奨する「ブーツは実寸ジャストサイズ」で選ぶのなら、フットベッドは最も薄いシェイプドコンフォートがおすすめ。

本記事がフットベッドの購入を迷われている方の参考になったら幸いです。

お気に入りのブーツをたくさん履くためにも、ぜひ紹介しているフットベッドを試してみてください。

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