読者の知りたいこと
本記事ではこのような疑問に答えていきます。
皆さん一度はティアドロップに憧れたことがあるのではないでしょうか?
特にレイバンのアビエーターは絶大な人気を誇るティアドロップの定番モデルです。
しかし日本人には似合わないという意見を聞いたことある方も少なくないと思います。
本記事ではそんな方にぴったりのモデル「レイバン マーシャル」を取り上げていきたいと思います。
レイバンの中でも有名なモデルはネットでもたくさん紹介されていますが、マーシャルはあまり取り上げられていません。
購入者のレビューを見たくてもネットでの口コミ情報は少ないのが現状です。本記事では実際に購入した私が徹底解説していきます。
日本人顔の私がレイバン アビエーターのサイズ58と62を着用して検証
私の顔立ちにはやや面長、目と眉が離れている、鼻が低いという特徴があります。
私の顔は、縦の長さが23cm、横幅が15cmです。
日本人男性の顔の平均値が、縦の長さが23.19㎝、横幅が16.08㎝であることを考えるとやや面長であると言えます。
顔の長さを除くと日本人顔の特徴に当てはまっている私が、レイバン アビエーターを2サイズかけて似合うか検証しました。
サイズ58 | サイズ62 | |
A:レンズの横幅 | 58mm | 62mm |
B:レンズの縦幅 | 49mm | 53mm |
C:ブリッジ横 | 14mm | 14mm |
D:フレーム全体の幅 | 138mm | 148mm |
サイズは55、58、62と3種類ありますが、顔幅を考えるとサイズ55は窮屈だったため、選択肢として除外しています。
福岡のPARIS MIKIの店員さんいわく、サイズ55は平均的な日本人男性には小さいことが多いとのことです。
【サイズ58】
福岡でレイバンの商品を多数取り扱うメガネ店の店員さんいわく、この58が男性に最もよく売れるとのこと。
レイバンの日本の公式サイトでも58が最も人気との記載がありました。
顔の幅とフレームの幅が合っているため、サングラスを高めの位置でかけられます。これにより眉毛が隠れて引き締まった印象になっています。基本的に眉毛が隠れた方がティアドロップが似合いやすいと言われています。
一方で鼻が低いため、目元のボリューム感に負けてしまっています。
また前から見たときにサングラスが鼻の頭と遠く、立体感のないのっぺりした印象になっています。
もし鼻が高い人がかけた場合には、鼻筋から鼻の頭が前に出てくるため立体的になり、似合いやすいのです。
【サイズ62】
サイズ58よりも1つ上のサイズです。
かける前はこのサイズが最も似合うのではないかという仮説を立てていました。
なぜならレンズが大きい分、眉毛も隠しやすいと思ったからです。
しかし実際は違いました。
顔の幅に比べてフレームの幅が大きく、サングラスが下にズレ落ちています。結果眉毛がはみ出してしまうという結果になりました。
一方で良い面もあります。レンズが大きいため、面長の私の顔を短く見せる効果が出ています
またサングラスが鼻の頭に近い位置にあり、58と比べて立体的な印象になりました。
結果として、
- サイズ58では目と鼻にボリューム差があるというデメリット
- サイズ62では眉毛がはみ出すというデメリット
がありました。
つまり、サイズを変えても難点が出てきてしまうという結果でした。
ティアドロップが似合う3つの条件とは?
ティアドロップは日本人に似合わない…この意見を聞いたことがある方は少なくないでしょう。
ではなぜそう言われるのか。ティアドロップが似合う条件をまとめてみました。
ティアドロップが似合う3条件
- 1.顔が面長
- 2.目と眉が近い
- 3.鼻が高い
上記のように、ティアドロップが似合う条件を満たしている人は、どちらかといえば欧米人の特徴に合致しています。
当然、雰囲気や服装によっても似合う似合わないが変わってきますが、一般的によく言われている条件はこのような感じです。
条件①:顔が面長
ティアドロップは丸顔の人よりも、面長の人によく似合うと言われています。垂れ下がったレンズが顔の長さを短く見せる効果が期待できるからです。
欧米人は日本人に比べて面長の人が多く、顔の長さをカバーできるメリットが活きてきます。
一方で顔が丸い人がかけると、より顔を短く見せてしまいます。
条件②:目と眉が近い
サングラスから眉毛が出ているとティアドロップは似合わないと言われています。眉毛がはみ出していることで表情がしまらないんですね。日本人だと眉毛がはみ出しがちです。
顔の彫が深い人は目と眉が近くなるため、ティアドロップが似合うのです。
条件③:鼻が高い
ティアドロップは数あるサングラスの形状の中でも、目元に大きなボリュームを持たせたものです。
鼻が高い人は目元のボリュームに負けないのですが、日本人だと目元と鼻のボリュームがアンバランスになってしまいがちです。
また、眉毛がサングラスからはみ出ないようにするには、サングラスを高めの位置でかける必要があります。
そのときに鼻が低いと鼻の小ささを強調してしまいます。
アビエーターが日本人になかなか似合いづらいのにはこういった背景があります。
私は①しか満たしていないため、2サイズ試してもどちらもしっくりこなかったのです。
レイバン マーシャルが日本人に似合うティアドロップである4つの理由
ティアドロップタイプが似合いづらい一方で、日本人にはレイバン ウェイファーラーなどのウェリントンタイプが似合うと言われています。
眉毛と同じ角度でつり上がるフレーム形状や丸顔をシャープに見せる四角いレンズが特徴です。
しかし、「どうしてもティアドロップがかけたいんだ…」という方も少なくないと思います。
そこでおすすめなのが、レイバン マーシャルです。
写真を見ると、一般的なティアドロップとは見た目が異なることを分かってもらえるかと思います。
ここではマーシャルが日本人にも似合う理由を解説していきます。
レイバン マーシャルが日本人にも似合う理由
- 六角形のレンズが面長でない人にも似合いやすい
- 太めのツーブリッジで眉毛がはみ出にくいデザイン
- クセの少ないデザイン
- フレーム幅が135mmでズレ落ちにくい
理由①:六角形のレンズが面長でない人にも似合いやすい
ティアドロップのレンズが垂れ下がった逆三角形であるのに対し、マーシャルは六角形です。これが緩やかなティアドロップスタイルを形づくっています。
したがって面長でない人にも似合いやすいデザインと言えます。
また、六角形のレンズはアビエーターに比べて小さめです。目元にボリュームが出すぎないため、高い鼻でなくとも似合います。
理由②:太めのツーブリッジで眉毛がはみ出にくいデザイン
太めのブリッジが眉毛にかかるため、サングラスをかけたときに眉毛がはみ出にくいデザインとなっています。
彫の深くない顔立ちの人でもクールにかけることができます。
理由③:ティアドロップの雰囲気を残したままマイルドな雰囲気を出せるクセの少ないデザイン
アビエーターに挑戦しづらい理由として「デザインにクセがあるから」というものも少なくないと思います。ティアドロップの持つ無骨さ、いかつさは確かにハードルになります。
マーシャルならティアドロップの雰囲気を残したまま、マイルドな雰囲気を出すことができます。
理由④:フレーム幅が135mmでズレ落ちにくい
アビエーター サイズ58のフレーム幅は138mmです。私の顔の横幅は平均-1cmですが、138mmでしっかりととまってくれました。
ということは135mmのフレーム幅を持つマーシャルは、多くの日本人の顔にフィットするはずです。
ズレ落ちによる眉毛のはみ出しが起きづらいのも好ポイントです。
ちなみにマーシャルはアビエーターと違い、ワンサイズのみです。
実際にマーシャルとアビエーターをかけた写真を比較
マーシャルとアビエーター(サイズ58)をかけ比べてみました。
両方とも眉毛は隠れています。
マーシャルは、アビエーター サイズ58のときに問題となった目元と鼻のボリューム差が小さいです。
また、ティアドロップのクセのある強いデザインに抵抗のある方でも、マーシャルならマイルドな印象にできます。
それでいてティアドロップのように見えるのはとても良いですね。
また、丸みのあるデザインがレトロな雰囲気を醸し出しています。
ヴィンテージバイク、ヴィンテージヘルメット、ヴィンテージライダースなどにバッチリ合ってくれます。
まとめ
ティアドロップは魅力的なデザインではあるものの、個性が強いゆえに人を選ぶ側面があります。
- ティアドロップが似合う条件を満たしている人は、どちらかといえば欧米人に多い。
- アビエーターにはサイズ展開があるが、どれをかけても似合う条件をすべて満たせなかった。
- マーシャルは日本人にも似合いやすいティアドロップサングラス。
レイバン マーシャル、超おすすめです!!
本記事を読んで「こんなサングラスあったんだ」という新しい発見があれば幸いです。
記事を見て良いなと思われた方は、ぜひ購入筆頭候補にしてみてください!