読者の知りたいこと
男なら1度はレザーパンツに憧れたことがあるのではないでしょうか?
しかし、着画を画像検索をしてみても、実際に試着をしてみても、なんとなく野暮ったくて似合わない・・・。
こんな経験があるのではないでしょうか?
本記事では、そんなお悩みを解決する、「皮の但馬屋 MOLAWZ(モローズ)」のスキニーレザーパンツを紹介します。
実際に私が履いた着用画像や実物の写真を掲載しているので、参考になるかと思います。
レザーパンツ(革パン)を履くと野暮ったくなってしまう3つの原因
レザーパンツを履きたと思っても、どこか野暮ったくなってしまいそうで、なかなか挑戦できていない方も多いのではないでしょうか?
実はこれは以下の3つの原因によるものです。
- シルエットが太くスッキリしない
- ジーパンディテールがゴツく感じさせる
- 革のシボが無骨な表情をつくる
順番に解説していきます。
シルエットが太くスッキリしない
これが最も大きい理由だと考えます。
レザーパンツは伝統的には太めのシルエットで作られることが多いです。
特に古いものはアメリカサイズを彷彿とさせるサイジングで作られています。
近年になってカジュアルに履ける細身のものも登場してきてはいますが、元が太めのボトムスであるという背景から、「やや細め」、「テーパード」、「スリムストレート」くらいのモダナイズにとどまっている印象です。
ジーパンディテールがゴツく感じさせる
レザーパンツはアメカジ系、バイカー系を意識して作られることが多いアイテムです。
この2つのジャンルで最も王道とされているボトムスは「デニムパンツ」でしょう。
レザーパンツは「デニムパンツのレザー版」として、デニムパンツのディテールを多く取り入れて作られることが多いのです。
実際にバイカーの方の中には、冬はレザーパンツ、春秋夏はデニムパンツと、季節によって履き分けている方もいます。
ジーパンディテールのリベットやハードな質感が、どうしても無骨な印象を形作ってしまうのです。
ジャンルは違いますが、パンクロックの世界でもレザーパンツは履かれます。
ここで履かれるレザーパンツは限りなく細くした「スキンタイト」、簡素でシンプルなディテールが代表的なイメージです。
しかし、商品として売られているレザーパンツの多くはアメカジ系、バイカー系であり、こういった商品は少ないのが現状です。
分厚いレザーが無骨な表情をつくる
レザーパンツに使われる革はステアハイドやカウハイドなどが代表的です。
ボトムスの生地は、特に股付近に負担がかかることが多いです。
レザーパンツで使われる革は、破れたりしないように分厚く丈夫です。
これは良いことですし、レザー好きにとって分厚い革は非常に魅力的ですが、上の2つの原因と組み合わさってしまうと、どうしても野暮ったさが無骨さが勝ってしまいます。
きれい目&カジュアルにレザーパンツを履くなら細身のスキニーシルエットが良い
ここまで見てきたように、流通している多くのレザーパンツには野暮ったくなりやすい要因が見られます。
これは、できるだけスッキリしたシルエットのレザーパンツを選ぶことで解決できます。
中でも、スキニーシルエットは太さによる野暮ったさを感じさせません。
今っぽく、カジュアルに履くなら細い方が断然扱いやすいです。
注意点:ピタピタで革が薄いとパンクロック風になってしまう
注意点もあります。
パンクロックの例を前に述べましたが、きれい目&カジュアルに履きたいということであれば、ピタピタすぎるものは避けたほうがベターです。
きれい目を通り越して、ヴィジュアル系っぽくなってしまいます。
アメカジアイテムと合わせたり、カジュアルなコーデのスパイス役としてレザーパンツを使いたいのなら、程よい細さにとどめておいた方が良いでしょう。
「皮の但馬屋」オリジナルブランド「MOLAWZ(モローズ)」のスキニーレザーパンツがおすすめ!
私が本記事でおすすめしたいのは、「皮の但馬屋 MOLAWZ(モローズ)のスキニーレザーパンツ」です。
冒頭のお悩みからこの記事に辿り着いた方にとって、ベストな選択肢になることを約束します。
細身のスキニーシルエット!それでいてピタピタにならない!
上が実物の写真です。
モローズのスキニーレザーパンツは、きれいなシルエットで高い評価を得ています。
実際にここまできれい目&カジュアルに履けるレザーパンツは珍しいです。
スキニーシルエットではありますが、ピタピタになるほどではないため、普段使いにも適しています。
ディテールがシンプルでスッキリ!
ディテールが非常にシンプルです。
デニムパンツのような目立つリベットや刻印がなく、ゴツさを抑えた印象です。
細かなところではありますが、全体の印象を左右する要素です。
ほどよいシボ感が高級感を演出!
本革という天然素材を使っているため、シボ感には個体差があります。
私が購入した個体には程よいシボ感があり、高級感が感じられます。
レザーパンツ用に使われるカウレザーを使用!本格派にもおすすめ!
モローズのスキニーレザーパンツに採用されているレザーは、レザーパンツ用の厚いカウハイドです。
薄いレザーを使うとどうしてもチープに見えたり、レザー好きの満足感を刺激しなかったりしますが、モローズのスキニーレザーパンツは大丈夫!
使われているレザーが本格的で、バイカーの方々にも人気ですよ。
サイズ感について【試着画像で解説】
続いてサイズ感について解説します。
まず、モローズのスキニーレザーパンツのサイズ表と私のウエストを示します。
そして、私が実際に皮の但馬屋で購入したときに、2サイズほど試着していますので、その試着画像をお見せします。
まず、モローズのスキニーレザーパンツのサイズ表は下記です。
サイズ | ウエスト | ヒップ | 渡り | 裾周り | 股上 | 股下 |
S | 76 | 90 | 51 | 32 | 27 | 83 |
M | 80 | 94 | 52.5 | 33 | 27 | 84 |
L | 84 | 98 | 54 | 34 | 27.5 | 85 |
LL | 88 | 102 | 55.5 | 35 | 27.5 | 86 |
3L | 92 | 106 | 57 | 36 | 28 | 87 |
4L | 96 | 110 | 62 | 38 | 28.5 | 88 |
5L | 100 | 116 | 68 | 39 | 29 | 89 |
私のウエストのヌード寸は83cmです。
測り方は下記のサイトを参考にしています。
【男性・女性】ウエストなどのサイズの測り方|測るときの注意点も
そして、下記が試着した際の着用画像です。
※裾上げ前のため、裾を折り返しています。
実際に試着したのはM、L、LLの3サイズです。
普段はMサイズの私ですが、Mサイズを試着したところ、履けないことはないもののウエストがやや窮屈でした。なおかつLサイズ以上でもシルエットが良好だったため、Mサイズを購入候補から外しました。
【Lサイズ】
まずは購入したLサイズ。
スキニーらしく体のラインにそったきれいなシルエットです。まさに私が求めていたレザーパンツそのものです。
ウエストも窮屈ではなく、こちらを選びました。
ひざを曲げたときにやや革の硬さを感じましたが、履き込むことで革が柔らかくなり、ひざの動きに合わせて革が伸びてきます。
スキニーシルエットということもありますので、履きしなは仕方のないことです。
【LLサイズ】
選択しなかったLLサイズです。
Lサイズとの違いは全体的なもたつきでしょう。
腰、わたり、裾幅とどれも私のサイズよりも大きい印象です。
スキニーらしさが少なくなり、「テーパード」や「スリムストレート」に見えます。
これらのシルエットを求める方には、このサイズ感もアリです。
購入方法と裾上げについて解説。今ならうれしい特典も!
購入できる場所(方法)と裾上げについて解説します。
福岡の実店舗かインターネット通販で購入できる
購入方法は下記3つです。
- 福岡の皮の但馬屋実店舗
- 皮の但馬屋の公式サイト
- 楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング
皮の但馬屋は福岡のお店ですが、インターネット通販で全国どこにいても買えるのはありがたいですね。
裏技かもしれませんが、私は実店舗で商品を決めて、楽天市場で購入、裾上げを店舗でしてもらいました。
楽天ポイントが貯まり、プロに裾上げをしてもらえるので、福岡にお住まいの方はこの購入方法が最も良いです。
また、これは実店舗、通販ともに言えることですが、レザーパンツは冬用のアイテムのため、シーズンオフ中は作られなくなります。
皮の但馬屋では定番品になっているので廃盤になることはありませんが、夏前にはM〜LLのゴールデンサイズは品切れになる可能性が高くなります。
実際、私は行ったときにはLサイズは残り1点、LLサイズは残り2点(うち1点を私が購入)でした。
購入を考えている方は早めにどうぞ。
裾上げは、通販なら付属の衣類用両面テープ留めで。実店舗ならボンド留めで。
レザーパンツの裾上げ方法はボンド留めか、テープ留めのどちらかです。
ミシン縫いも可能ですが、縫い目が目立つため、皮の但馬屋ではおすすめしていません。
ボンド止めの場合、強力に裾上げができますが、丈の長さを変更できなくなります。
テープ留めの場合、強力さはボンド留めにやや劣りますが、テープを貼り直すことで丈の長さの変更が可能です。
私は実店舗で裾上げをお願いしています。
プロに測ってもらえたため、ボンド留めを選択しました。
インターネット通販で購入した場合にもボンド留めを選択できますが、返品ができないことや、思った長さにならなかったという失敗のリスクがあります。
通販の場合はテープ留めがおすすめです。
実店舗でも通販でも、テープ留めを選択すれば商品にテープを同梱してくれます。
自分で丈の長さを確認しながら裾上げしましょう。
ここで、裾上げのワンポイントアドバイスがあります。
レザーパンツの裾上げをするときは、丈の長さをやや長めに設定しましょう。
革なので履いているうちに折りジワが入ります。
その分だけ丈が短くなるため、最初からジャスト丈に設定してしまうと、後々丈が短くなってしまうのです。
要注意事項ですね。
楽天市場で購入後にレビューを書くとミンクオイルがもらえるキャンペーンを実施中!
今、皮の但馬屋 楽天市場店で商品を購入し、到着後にレビューを書くと、ミンクオイルをプレゼント!
お得な機会なのでぜひ!
当然、私ももらいました。
ですが、新品のレザーに対してミンクオイルは油分が強すぎるので、かえってダメージやカビ発生の原因になることがあります。
私はこちらのクリームをおすすめしています。
M.モゥブレィ プレステージ 「クリームエッセンシャル」
私はレザージャケットもこちらでケアしています。
表面の汚れ落としと栄養の補給を同時に行えます。油分も程よいため、レザーのジャケットやパンツにおすすめです。
「皮の但馬屋」は福岡の老舗皮革専門店!その魅力を徹底解説!
今回の商品レビューはお店の取材も兼ねています。
福岡の老舗比較専門店「皮の但馬屋」の特徴と魅力について解説していきます。
創業60年の老舗!!豊富な品ぞろえと芸能人への衣装提供実績がすごい!
皮の但馬屋は創業60年の老舗です。
創業から長い間培われてきた皮に関する知識、ノウハウ。
豊富な品揃えと数々の衣装提供実績を誇ります。
お店に入るとレザーアイテムの山!
商品を見てみると、大手レザーメーカーからオリジナルブランド、なんと高級ブランドまでもが見つかりました。
こちら廃盤になって久しいschottのカモフラ柄ワンスターライダース。
こういった特別企画品タイプは作りきりで、再生産は行わないことが多いです。
店頭から姿を消したのは2018年ごろだったと記憶しています。
私が2018年にschott Grand Store TOKYOに行ったときには、まだ残っていたのを覚えています。
それから5年。2023年にまだ新品を見ることができました。これぞデッドストックというやつですね。
サイズは34。私は36でタイトな体格のため着られませんが、着られる方はぜひ購入してみてください。
もちろん、残り1点です。
皮の但馬屋オリジナルブランド「MOLAWZ(モローズ)」の商品もたくさん並べてあります。
本記事で紹介したスキニーレザーパンツもモローズですが、パンツだけでなく、レザージャケットも作っています。
形はシングルとダブル、サイズはS〜5Lと幅広い方々にマッチします。
老舗レザーショップのノウハウが込められたオリジナル商品、ぜひ見てみてください。
高級ブランドの商品も見つかりました。
ブランドはなんとBALMAN。このレザーテーラードジャケットはあまり見ないタイプです。
珍しい商品が見つかるのも皮革専門店の魅力でしょう。
また、皮の但馬屋は芸能人への衣装提供も多く行なっています。
衣装提供実績には著名な俳優の名前があがり、最近ではジャニーズの某グループにもファーを使った衣装を提供されています。
芸能界からも支持されているのは、信頼が厚い証拠ですね。
先ほどのBALMANもそうですが、ドラマの劇中で使われていそうな商品がズラリと並んでいます。
ドラマを見てみてもそうですが、レザーは身近な衣服として様々な場面で着られているんですよね。
オリジナルブランド「MOLAWZ(モローズ)」のレザーウェアはコスパが良好!
海外の工場との直接取引でコストを削減し、高品質・低価格を実現しています。
モローズのスキニーレザーパンツは価格が39,900円(税込)です。
しっかりとした作りの本格派レザーパンツにしては、非常にコストパフォーマンスが高いことが分かります。
また、モローズのレザージャケットなども1万円〜4万円といったリーズナブルな価格帯です。
schottのレザージャケットが13万円程度、レザーパンツが10万円程度ということを考えると、このコスパの良さは間違いなく魅力の1つです。
カスタムオーダーが可能!エキゾチックレザーのジャケットも作れる!
皮革専門店なので、革屋さんから様々な革を仕入れることが可能です。
ステアハイド、カウハイドなど(牛革)や、ホースハイド(馬革)、シープ、ラム(羊革)、ゴート(ヤギ革)といった定番皮革はもちろんのこと、パイソン(錦蛇)やクロコダイル(ワニ)といったエキゾチックレザーまでも仕入れられます。
そして驚きなのが、これらの革を使ってオーダーレザーウェアが作れるという点です。
パイソンレザージャケット、クロコダイルレザージャケットなんかも作れちゃいます。
過去にパイソンでジャケットとパンツのセットアップを作成した実績もあります。
注意点:採寸のオーダーは不可、決められたモデルのサイズから選択
採寸のオーダーはしていません。また、形から作り上げるオーダーもしていません。
現在取り扱っているウェアの形、サイズをそのままに、別革バージョンを作ることができるといったイメージです。
皮革専門店なので、レザージャケットでもダブルライダース(US、UK)、シングルライダース、テーラード、ベストと、基本的な形は網羅しています。
レザーパンツも細身〜太めまで、様々なシルエットの商品の取り扱いがあります。
サイズもスモールサイズ〜ビッグサイズまで揃えており、多くの方々にベストなものが見つかります。
したがって、基本的には「自分に合ったサイズで、作りたい形のウェア作れる」ことになります。
注意点:金額はかなり高くなる
皮の但馬屋では、過去にパイソンレザーでジャケットとパンツのセットアップを作成したことがあります。
そのときの金額はジャケットだけで約50万円(パンツは不明です)。過去のレートなので今作るとなるともっとしそうです。
ましてやクロコダイルで作るとどのくらいの金額になるんでしょう・・・。300万円〜500万円はしそうです。
価格は高くなりますが、「こんなレザーウェアが作りたいんだ!」に応えてくれる、日本でも数少ないお店の1つなのです。
ずっと欲しいレザーウェアがあるけど、どこにも売っていない。という方は一度ご相談だけでもされてみてはいかがでしょうか?
きっと話が前に進みますよ。
まとめ
本記事をまとめます。
皮の但馬屋は、私がおすすめする福岡の皮革専門店です。
福岡にお立ち寄りの際にはぜひ来店してみてください!