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アルパインポーテージ本来の魅力を活かす手入れ方法!モゥブレィプレステージ『クリームナチュラーレ』が色と艶を引き出す!

レッドウィングのアルパイン・ポーテージレザーの手入れセット

読者の知りたいこと

質問者さん
質問者さん
  • アルパインポーテージの手入れってどうすれば良いの?
  • アルパインポーテージにおすすめのケア剤を教えて!

2023年に登場したレッドウィングの大人気レザー、『アルパイン・ポーテージ』
ダークグリーンのカラーと、ややツヤのある質感が人気を博しました。

実はレッドウィングでは珍しく、革靴のような光沢感が似合うレザーなんです。
蝋成分入り乳化性クリームなら何でも使えますが、特に僕がおすすめしているのが、モゥブレィプレステージの『クリームナチュラーレ』

天然油脂をブレンドした高級クリームなので、上品なツヤを引き出すことができます。
また、有機溶剤の含有量が少ないため、色落ちが気になるカラーものに最適。

本記事では、レッドウィングマニアで、靴磨きを趣味としている僕が、『クリームナチュラーレ』を使ったアルパインポーテージの手入れを実演していきます。

アルパインポーテージ本来の魅力は深緑色と極艶

アルパイン・ポーテージの魅力は、なんといっても深緑色ツヤ感でしょう。
これに魅了されて購入を決意したという方も多いはずです。

レッドウィングでは珍しく、革靴に使われていそうな上品なレザーです。
ベックマンに使われているエクスカリバーレザーやフェザーストーンレザーなどが、これに近い性質を持っています。

気になるのは経年変化
新品時は若干ツヤのあるスムースレザーですが、履き込むとスレた箇所が白っぽく退色し、光沢感が失われてきます。
これを上手く手入れして、失われた色と艶を復活させたいところ。

そこで僕がおすすめしたいのが、モゥブレィプレステージ『クリームナチュラーレ』です。

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クリームナチュラーレは天然油脂をブレンドした高級ケア剤

『クリームナチュラーレ』は、モゥブレィの高級ライン『プレステージ』を代表する人気のクリームです。

『プレステージ』のケア剤は、既存のケア剤のレシピを活かしつつ、「天然」「上質」な原材料にこだわり、厳選して使用しているのが特徴。
食品や化粧品などでよく耳にする「オーガニック」「天然由来」を、レザーケアに取り入れたラインというわけですね。

『クリームナチュラーレ』には、シダーオイルパームオイルビーズワックスカルバナワックスなどの天然油脂が使われています。

シダーオイルは針葉樹の木部から抽出される精油です。
粘度が低いため、少量でも伸ばしやすいことが特徴。
革に柔らかさを与えてくれます。

パームオイルはアブラヤシの果実から採れる植物油脂です。
油分を皮革の奥まで浸透させる効果があり、クリームの馴染みを良くしてくれます。

ビーズワックスは蜜蝋のこと。ミツバチが巣の材料として分泌する動物由来の蝋成分です。
他の油脂や配合成分を均一にして安定させる効果があります。
粘性が高いので、保湿成分に優れています。

カルバナワックスはブラジル産のウチワヤシの葉から採れる植物由来の蝋成分です。
植物性の中で最も硬く、融点の高いことで知られています。
硬い蝋成分が強い光沢感をもたらします。
定着力・保護力にも優れるので、ベタつかずサラサラに仕上がるのもメリット。

以上より、一般的な乳化性クリームと比べると、以下の点で優っています。

  • 天然素材の効果により、伸びや馴染みが良く、ツヤも出しやすい。
  • 有機溶剤の含有量が少ないので、デリケートな革にも安心。
  • 天然素材が豊富で有機溶剤が少ないので、環境にも優しい。

これをアルパイン・ポーテージの手入れに置き換えると…

  • ツヤを出したいスムースレザーに最適。
  • 退色が気になるカラーレザーにも安心。

また、アルパイン・ポーテージが登場したのは2023年秋冬期。
このシーズンのテーマは「アースカラー」。
その中でも目玉としてピックアップされたのが、8828でした。

「環境にも優しい。」という点も、アルパイン・ポーテージのテーマに奇跡的にマッチしています(笑)

本記事の主題は、アルパインポーテージのポテンシャルを最大限に引き出す手入れを行うこと。
せっかく美しい深緑色とツヤ感を持つレザーですから、ケア剤も最高峰のものを選びたいところ。
その意味でも、『クリームナチュラーレ』は適任です。

【実演】アルパインポーテージの手入れの手順を解説

それではお待ちかね。
アルパイン・ポーテージの手入れを実演していきます。

今回手入れするのは、僕が持っている8078
実際に手入れを行った際に撮影した写真を掲載していますので、初見でも分かりやすくなっています。

8078の記事

まず最初にお見せしたいのが、手入れ前のアルパイン・ポーテージ。
半年ほど週2回のペースで履いていたため、所々にダメージが目立ちます。
スレた箇所が白っぽく退色し、ツヤも失われていますね。

用意するもの

手入れにあたって用意するものは、馬毛ブラシクリームナチュラーレクロス豚毛ブラシの4つです。
※タップすると画像を拡大できます。

それでは順を追って解説していきます。手順は以下の通りです。

①:靴ひもを取る
②:馬毛ブラシでほこりを落とす
③:クリームナチュラーレを塗布する
④:豚毛ブラシで馴染ませ、ツヤを出す
★完了★

それでは実際に手入れしていきましょう。

手順①:靴ひもを取る

ブラッシングの前には必ず靴ひもを取りましょう。

こうすることで後工程の「ブラッシング」がしやすくなります。
ひもで隠れているシュータンの部分には、見えないほこりや汚れがたまっています。

また、靴ひもを取ることでシュータンにクリームを塗りやすくなります。
靴ひもで擦れる箇所なので、革が傷ついたり乾いたりしやすい箇所でもあります。

手順②:馬毛ブラシでほこりを落とす

次に馬毛ブラシを使ってブーツ全体のほこりを落としていきましょう。

こちらがブラッシング前の写真。
全体的にツヤがなく、革の色が曇って見えます。

この工程は地味ながら超重要です。
ここでしっかりとほこりを落としておかないと、後から塗るクリームのノリが悪くなってしまいます。
汚れをかき出し、払い落とすイメージで行うと良いです。

タンとコバのブラッシングもお忘れなく。
両方ともほこりが溜まりやすい部分なので、ここの汚れもしっかりとオフ。

特にタンとシューホールガードの間には、半年でこれだけ汚れが溜まります。
汚れが取りにくい場合には、コバブラシを使うと良いです。

こちらがブラッシング後の写真。
ブラッシングだけでもかなりツヤが戻ります。

手順③:クリームナチュラーレを塗布する

ここで『クリームナチュラーレ』の出番です。

手で塗っても良いですが、クロスには汚れを拭き取る効果もあるので、僕はクロスを推奨しています。

ポイントの1つ目は、一度に塗り過ぎないこと。
コーヒー豆数粒程度の量を取り、薄く伸ばしていきます。

『クリームナチュラーレ』にはシダーオイルが配合されているため、伸びが良いのが特徴です。
少量でもしっかりと伸びてくれます。

ポイントの2つ目は、つま先・かかと・退色部分には重ね離塗りを行うこと。
これらはダメージが大きい箇所なので、色と艶が復活するまで塗ります。

逆にそれ以外の箇所は、若干色が濃くなり、光沢が出る程度のケアで問題ありません。
手入れの鉄則は「やりすぎ注意」です。

クリームを塗った直後は表面がふやけていますので、ここで少し時間を置きます。

手順④:豚毛ブラシで馴染ませ、ツヤを出す

少しの時間を置いたら、豚毛ブラシを使ってブーツを全体をブラッシングします。

クリームを革に馴染ませるイメージでブラシをかけます。
ブラッシングしている段階から、すでにツヤが出ているのが分かりますね。
また、この作業には革表面に残った余分なクリームを取り除く効果もあります。

ポイントは、クリームを塗った後すぐに行わないこと。
クリームを塗布した直後は革がふやけた状態にあるので、ある程度表面が乾いてからブラシをかけた方が、ツヤを出しやすくなります。

ブラッシング後はこんな感じ。
手入れ前と比べると、色と艶の違いは一目瞭然です。

★完了★:色が戻り、艶が増した!

これで完了です。
基本的には通常の革靴の手入れと同じです。

手入れ前後の写真を比べるとこんな感じ。
緑色が深くなり、自然なツヤ感を放つようになりました。

アルパイン・ポーテージ本来の色と艶をしっかりと引き出せましたね。
定期的に行うことでダメージによる白化(退色)を防ぎやすくなります。

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アルパインポーテージ8828、8078の手入れ後サンプル

最後に、アルパイン・ポーテージを使用したブーツの手入れ例を紹介します。
いずれも、今回行ったような「ツヤ感を与える手入れ」が施されています。

アイリッシュセッターにはあまり「ツヤ」のイメージがありませんが、8828にもやはり「ツヤ」がよく似合います。
深い緑色と上品な光沢が、アメカジスタイルの幅を広げてくれますね。

こちらのアイアンレンジャーは使用感少なめです。
8078の発売から約1ヶ月後に撮影させていただいた写真なので、経年変化はあまり進んでいません。
僕はあまり行いませんが、プレメンテをされている方は、この雰囲気を参考にすると良いでしょう。

高円寺の古着屋で売られていた8078です。
きれいですが、しっかりと履き込まれており、手入れによるツヤも相まって、非常にアジのある一足に仕上がっています。
本記事の手入れは、この個体を参考に行いました。

まとめ

本記事をまとめます。

  • アルパイン・ポーテージはダークグリーンとツヤのある質感が特徴のレザー。
  • レッドウィングの革の中では珍しく、革靴に使われていそうな品のある雰囲気が特徴。
  • アルパイン・ポーテージの魅力を最大限に引き出すなら、モゥブレィプレステージ『クリームナチュラーレ』がおすすめ。
  • 天然油脂配合で、伸びや馴染みが良く、ツヤも出しやすい。また有機溶剤の含有量が少なく、色落ちの気になるカラーレザーにも安心。
  • 手入れ前後の写真を比較すると、ダメージによって白化したり、ツヤを失ったりしていた箇所に、色と艶が戻った。
  • 8828と8078の手入れ後サンプルを見ると、いずれも本記事のように「ツヤを与える」手入れを施されていることが分かる。

アルパイン・ポーテージの手入れは、基本的な靴磨きがベースになっているからこそ、使うクリームによって仕上がりが大きく変わります。
特に相性の良い『クリームナチュラーレ』は、アルパイン・ポーテージの魅力を最大限に引き出してくれるケア剤です。

非常に美しい革なので、ぜひ最高峰のクリームを使って手入れしてあげてください。

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スケオ

スケオ

アメカジ&UKスタイルを専門にしたメディア(ブログ、YouTube、SNS)を運営しています。 着用ブランドはSchott、Lewis Leathers、ADDICT CLOTHES、666、RED WING、Tony Lama、CONVERSE、NewBalance、Ray-Ban、FUNNY、etc...と多数。アメカジショップやアメリカンダイナーへの取材経験多数。大型二輪免許保有。

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